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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

吳慷仁初主演作 短編「沿海岸線徵友」

「沿海岸線徵友」(2007年)は、吳慷仁の実質的なデビュー作ではないでしょうか。

レイニー・ヤン(楊丞琳)「缺氧」のMVは同じ年の作品ですが、映画、ドラマに限定すれば、これが初だと思います。

 

吳慷仁が「下一站,幸福」放送前に出演した作品は、映像作品ではおそらく5本。

この作品はその中の1つで、12分程度の短編ながら、主演です。

 

「沿海岸線徵友」の吳慷仁は、ゲイの役です。

デビュー作からゲイの役。

監督は彼のどこにそういう要素を見出して抜擢したのでしょうか。

ネットでの意見を参考にしたような話も見ましたが、この人は、ゲイというより、彼女を絶やさない系に見えます。

吳慷仁の最初の印象って、ずっとモテてた田舎のカッコいいお兄ちゃん、なんですよね。

 

映画「渺渺」でもゲイの青年を演じることになりますが、「渺渺」と違って、「沿海岸線徵友」は作品自体がそういう世界を描いているので、劇中、スキンシップもあります。

吳慷仁が男性を見てうっとりしていたりして、この手の作品を見慣れないと、なんとも落ち着きません。

白いパンツが凝った作りで目が行きますが、見ていいものなのか状態。

 

そんな目のやり場に困る「沿海岸線徵友」ですが、

吳慷仁は、不思議と清潔感があって、いつも以上に普通の青年らしさが垣間見えます。

ビジュアル的にも、きれいに撮ってもらっていて、

モデルとしての彼の良さが生かされた作品だと思いました。

 

この作品は2007年の台北映画祭(第九屆台北電影節)で試写されているようで、「全球華人影像精選」の「影像詩」とあります。

そしてそのあと、公視において電影詩として放送されています。

 

吳慷仁の元所属事務所のページでは短編、

吳慷仁のwikiでは映画、

共演者のwikiではドラマに分類されていて、

どうも分類に困る作品のようですね。

 

今、不思議な巡りあわせを感じるのは、共演者の周孝安です。

周孝安も今年、吳慷仁と共に、金鐘獎の主演男優賞にノミネートされています。

そして吳慷仁同様、彼も初めてのノミネートです。

 

当時、吳慷仁も周孝安も、広告モデルとしてはそれなりに知られていたらしいのですが、周孝安の経歴を見ると、彼にとっても「沿海岸線徵友」は初めての映画・ドラマだったようで、そんな二人が、8年後に、共に金鐘獎にノミネートされたというのは、見ている側としても感慨深いです。

 

1週間後に迫った第50回金鐘獎の授賞式、二人がどんな姿で登場するのか楽しみです。