天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

金鐘獎前後の吳慷仁:「麻醉風暴」は続編も?

第50回金鐘獎授賞式から1週間が過ぎ、ニュースの種類も少し変わってきました。

「麻醉風暴」の話もありましたので、最近の撮影作品のことと共に、少し書きたいと思います。

 

「出境事務所」と「麻醉風暴」を同時に撮影したというのは何度も語られた話ですが、撮影時期は2014年後半です。

2014年以降に撮影した作品は、ゲスト出演を除くと、わかる限り順番通りに並べて、こんな感じではないかと思います。

 

<2014年撮影>

テレビ映画「小胸維妮的幸福旅程」

テレビ映画「搆不到的訊號」(公視學生劇展)

ドラマ「A咖的路」

ドラマ「超級大英雄」

テレビ映画「台北愛情捷運」系列「愉悅愉悅地奔向未來吧」

ドラマ「出境事務所」 & ドラマ「麻醉風暴」

短編「42分鐘」

<2015年撮影>

映画「屍憶」

ドラマ「一把青」

映画「顏色失真」←今ここ

 

 

取りつかれたように演じ続けていますねえ。

 

「42分鐘」はいつ撮影していたのかよくわからないのですが、ちょうど今月、第22屆台灣國際女性影展で公開されるようです。吳慷仁は大ぶりの眼鏡をかけていました。

こちらで短い予告が見られます。

臺灣國際女性影展Women Make Waves Taiwan - 影展預告片 | Facebook

 

映画「屍憶」は、金鐘獎ノミネート発表の数日後に宣伝活動があって、「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)でも共演していたニッキー・シエ(謝欣穎)と慣れた様子で登場していました。

ニッキーは再び婚約者ですね。

ホラー映画で、日本とも縁のある作品なので、公開されたりしないかなあ。

 

映画「顏色失真」は、ノミネート期間に製作発表がありました。

この映画の撮影のために吳慷仁はダイエットをしていて、製作発表のときには1か月で7kg痩せて63kgという記事が出たり、授賞式の2週間ほど前に彼自身が62kg台である写真をアップしたりしていましたが、授賞式当日には58kgになっていたようですね。

さすがに見ていて心配になるほどの痩せっぷりで、脚の毛が抜けるのも不思議ではありません。

 

最近も、マックにケンタッキー、ピザ、夜市にあるような肉料理やルーローハン(滷肉飯)、タピオカミルクティーなどの名前を列挙して、我慢する…と書いているので、ダイエット継続中なのでしょう。

痩せた自分が御祖父様に似ていると書いたり、つまめるようになった皮膚を撮ってみたり、憔悴したようでちょっと色っぽい視線の写真をアップしたり、この人の努力は凄まじいですが、いつも前向きです。

せっかくなので、我慢する…、と言っている食べ物をそのまま書いておきましょう。身体にも気を付けてがんばって、吳慷仁。

“麥當勞,肯德基,披薩,鹹水雞,鹽酥雞,滷肉飯,夜市牛排,珍珠奶茶,東山鴨頭”

 

「一把青」はノミネート発表のときに撮影中だったドラマです。吳慷仁と共に主演男優賞(戲劇節目男主角獎)にノミネートされた楊一展と共演していて、発表された日にはハグしたという記事がありました。この二人のハグはかっこいいに違いない。

吳慷仁が授賞式後に、また来年会いましょう、という意味合いの挨拶をしたことと繋げて、この作品で再び、と書かれたりしていますが、まだ放送前なんですよね。

 

このドラマは同名小説が原作だそうで、吳慷仁は当初、自分の外見と内面から顧肇鈞という役を演じたいと思っていたようですが、製作側からの知らせは郭軫。原作を読んで彼が描いた郭軫は、“身高要182公分以上,胸圍42吋,腰圍30吋,更要英挺、瀟灑,開飛機技術好,而且自傲,我覺得在我的身上沒有這樣的特質”で、自分には合わないと思ったけれど、監督がいいんだって言うから演じた、みたいな話が出ています。

 

監督は彼の中に役にある腕白さや誇りや賢さを見出していたといった内容(有著郭軫一把火的調皮,一把火的驕傲,一把火的聰明)があるのですが、それならぴったりですよね。

撮影前にとても緊張していた吳慷仁に対して監督が、君が郭軫なんだよ、と言って彼が泣いたというエピソードが語られているのですが、監督の信頼はもちろんのこと、吳慷仁の演技に対する真面目さと繊細さが伝わるエピソードでぐっと来ます。

 

公視で毎週土曜夜9時、12月19日に放送開始予定という記述がありましたが、どうなるでしょうか。

 

そして、同じく公視で放送されたのが「麻醉風暴」。

金鐘獎授賞式のとき、バックステージで、「麻醉風暴」に主演した黃健瑋と吳慷仁が抱き合っている場面があるのですが、その時の吳慷仁の顔がなんとも言えず印象的で、二人の関係の良さを感じさせてくれます。

黃健瑋が受賞できなかった後だと思うのですが、吳慷仁が、まるで子どもが「そんなのってある?嫌だよ」とでもいうような、やるせない表情をするんです。

この人がこういった負の感情を表すところを目にすることが少ないせいもあって、黃健瑋に心を許しているんだなと感じさせます。いいなあ黃健瑋、こんなに愛されて。

吳慷仁は依存はしないけれど甘え上手な気がします。

このときの黃健瑋も、穏やかな笑顔で対応していて素敵なんですよね。

 

そして吳慷仁が受賞した時に映った黃健瑋たちの喜ぶ姿は見ていて嬉しいものでした。

その瞬間、本人が映っていなかったこともあり、目立つ目立つ。他にも出境事務所を含む共演者たちが一斉に喜んでくれているのですが、黃健瑋と両隣(一人は莊凱勛)はとりわけ大喜び。この人たち、本当にうらやましいです。

 

「麻醉風暴」は、今日、再放送があるようです。そのせいか、一昨日、昨日と、「麻醉風暴」の記事が出ていて、そこに続編の話が出ていました。

信憑性は定かではありませんが、公視と製作側が続編を決めたと書いています。実現するのかわかりませんし、記事でさえ俳優陣は未定とありますから、実現しても黃健瑋はじめ「麻醉風暴」の出演者が揃うのかわかりません。

それでも、「麻醉風暴」が注目されることは嬉しいですし、あわよくば日本でも、と期待してしまいます。

 

2014年撮影の「A咖的路」は邦題「キミをプロデュース~Miracle Love Beat~」、「超級大英雄」は邦題「超級☆大英雄~遥かなる時空を超えて~」として日本でも放送されます。

ぜひ、「麻醉風暴」も、そして聖哥が素敵な「出境事務所」も放送してもらいたいです。