天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「カノジョの恋の秘密」 第3話

「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)第3話。

溫昇豪はあんな踊りを踊って大丈夫なのか。

謝欣穎はダーホァの時の方がかわいい。

吳慷仁(Terryです)が優しい。

 

以下、ネタバレです。

 

 

 

このドラマのキャスティング、これまでのイメージ通りに配役すれば、テリーが溫昇豪でグァンジュンが吳慷仁ではないでしょうか。

溫昇豪はいい意味でモデル出身らしいシュッとした役がはまりますし、吳慷仁は花拓也に代表されるような隣の家の男の子的な役がぴったりです。

普段のイメージとは逆のキャスティングというのはその狙いが裏目に出ることもありますが、このドラマの溫昇豪については彼の魅力が生きていると思います。

 

ダーホァはとにかくかわいいです。見れば見るほど愛着が湧いてきます。

ボコボコに殴られたグァンジュン兄に駆け寄り、強がるグァンジュンを心配そうにのぞき込むのですが、何をするかと思えば、傷を指で触り痛いことを確かめるというコントのような展開。

こんなおふざけシーンも一生懸命な様子のダーホァがやるとピュアでかわいく笑えます。

溫昇豪と謝欣穎のリズム感のあるやりとりは毎回楽しいです。

 

でも、一向にグァンジュンの気持ちはダーホァには傾かないのですよね。家族としての愛はあっても、妹として大事に思っている、という部分さえ希薄です。

あたりまえに存在するのがダーホァなのでしょうけれど、もうちょっとダーホァを気にかけてほしいわ。

 

前回放送にあったグァンジュンがダーホァの仕草を真似するところはおもしろかったのですが、テリーがリャンエンの仕草を真似するところはそのいちゃつきっぷりが恥ずかしいです。

今回はお店でも車中でも山でもいちゃつきまくります。

外に出たての箱入り娘、お姫様リャンエンと、そのお姫様にいつも優しい王子様、には見えない普通の優しい青年テリー。

吳慷仁演じるテリーは愛する婚約者に対して気負いがなく、穏やかに優しく、甘いシーンでもどこか庶民的です。

もっと嫌味なほど自信家でちょっと気障な男に見えてもいいのかな、とも思いましたが、仕事中のテリーとは違う、彼の本質を描いている部分なので、本来のテリーはこういう優しい普通の青年ということなのでしょうね。

 

そんなお姫様リャンエンと優しい青年テリーですが、リャンエンが私の愛で温めてあげたいとマフラーをプレゼントするとか、山では絶対に僕から離れないでとか、二人の写真のフォトフレームが割れるとか、リャンエンが二人の写真を撮りまくるとか、

いやーな予感しかしません。

 

朝、テントにいないリャンエンを探すテリーには、さすがに心配し過ぎでしょうと思いましたが、リャンエンを見つけたあとのテリーの様子からは、テリーにとってリャンエンがかけがえのない大切な存在であることが伝わってきます。

このシーン、リャンエンを見つけてから駆け寄り抱きしめ説教するまでの吳慷仁の表情がいいです。

 

こんなにもテリーにとって大切な存在のリャンエンですが、来週はいよいよ事故が起きてしまうのですね。

そうしないとダーホァの変身に至らないわけですが、こんなにリャンエンに優しいテリーを見せられたら今から辛いです。

 

どちらも中身は謝欣穎のリャンエンとダーホァ、外見が美しいのはリャンエンなのですが、なぜかダーホァの方がずっとかわいいんですよね。ちょっとした仕草がとてもキュートです。

外見がリャンエンのダーホァはどんな感じになるのか楽しみです。