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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「金蘭良縁」 44話・45話(最終話)

「金蘭良縁」、終わりました。

序盤のコミカルな展開が気に入っていたので、シリアスな展開になってからはちょっと物足りなくなってしまいました。シリアスな展開で押すには、解くべき謎が少し単純過ぎたように思います。

 

このドラマについては原題を添えていなかったのですが、それは原題が「金玉良缘」だからです。さすがに書きにくい。

現地放送から楽しまれていた方々は邦題に注目されていたことと思いますが、日本放送から知った者には原題が衝撃です。

金ぎょくの良縁、ということで、意味合いとしては金蘭良縁と同じようなものと思っていましたが、それだけではないことに、ようやく気づきました。

中国では結婚後の女性が夫の姓と旧姓を重ねて使用することがあるようですが、そのパターンで言えば、金家に嫁いだ場合の玉麒麟は金玉麒麟なのですよね。

うまく命名された邦題にも限界があったと気づいた第44話のあの文字でした。

 

以下、ネタバレありです。

 

 

 

第44話は前回以上に急展開です。

このドラマ、急展開するところと長々引っ張るところのバランスがおかしいと思うんですよね。

飽きるほどどうでもいい話を引っ張るかと思えば、スリリングな展開になる話をあっさり進めてしまう。

最終話に謎解きを元宝に説明させて回想シーンを使ったのも興ざめ。

映像もあるのだから、もっと違う見せ方もできたのに、なんでこんな駆け足なのでしょう。

ドラマ中盤以降は、緩急はあるのに乗れないリズムで大事なところを大事にしない、不思議な流れで進んでいきました。

 

今回、ついに陸毅登場。

でしたが、陸毅、何かしゃべりましたっけ。

あんな座っているだけなら別に陸毅じゃなくても良かったけれど、座っているだけだから出てくれたのかもしれないし。

 

さらに第二皇子もたっぷり登場。

相変わらず同じ部屋で相変わらず柳文昭と二人、と思いきや、馬に乗って大勢の人と共演する第二皇子。

张天阳(第二皇子)の乗馬姿は妙にかわいい。

脚を前に出して馬から降りる张天阳は不必要にかっこいい。

走り出した张天阳は再びかわいい。

第二皇子はどうでもいい男でしたが、张天阳が腹話術のような口元がかわいくてよかったです。

 

散々ちっちゃな恨みで無駄にドラマを引っ張った柳文昭。

第二皇子と違って投獄もされず画面から消えたので、いつ再登場するかと思いましたが、やっぱり金家にやってきて、やっぱり捕まりました。

柳文昭については、殺してしまった倩倩への思いや犠牲になった阿貴への思いがわかるように描いてほしかったし、改心して終わるなら、もっと早い段階で金夫人と通い合うシーンが見たかったです。

柳文昭をうまく描いて盛り上げればドラマ自体がぐっと面白くなったのに、本当にもったいないと思います。

文昭について、このブログで、続若曦(步步驚情)の司瀚(孙艺洲)と比べて説得力がないと書きましたが、いっそ霍建華に対抗できる色香漂う帥哥が演じてもおもしろかったかもしれないですね。

 

結局、ラストはエンディング映像でわかっていた通りに終わっていきました。

直前の半年の別れは必要だったのでしょうか。って、いらないです。

ラストシーンを感動的な再会にしたかったのかもしれませんが、また勝手に出ていくのか、という麒麟へのがっかりが増すばかり。もうおとなしく結ばれてくれ元宝麒麟

 

あまり乗れなくなってしまった元宝麒麟に対して、最後まで爽やかにかわいかったのは長風と暁萱でした。

暁萱は、麒麟と並ぶとがっしりした体に見えるのですが、どこか品のあるかわいらしさがあり、長風とも良く似合っていました。

長風とふざけ合う姿も自然で、自然に見える演技という点では元宝麒麟カップルより上手いと思います。霍建華と唐嫣の二人は良くも悪くも海千山千のつわもの感が漂うのに対して暁萱たちはフレッシュでした。

 

それでも、やはりここまで見られたのは霍建華の華、ではないかと思います。

自他ともに認める帥哥、霍建華だからこそ持ち堪えた45話。いい意味で海千山千の味わいが出ていました。

 

ただ、相手役の唐嫣は表情の変化が乏しく、笑う、怒る、など大きな変化以外が伝わりにくいのがとても気になりました。表情の変化がないので心の機微が伝わらず、強気な麒麟の性格と相まって、かわいげがなく感じてしまいます。

これ、女優さん的美容法による影響もあるのでしょうかねえ。

 

前半のコミカルな時期は本当におもしろかったんですよね。

それだけにちょっともったいない中盤以降でしたが、古装劇らしからぬ現代的な感覚が楽しめて、正統派イケメンは有利と実感した金蘭良縁でした。