天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「カノジョの恋の秘密」 第6話

11月になってしまいました。

今月はいよいよ「キミをプロデュース~Miracle Love Beat~」(A咖的路)が放送されますが、まずはこれ、「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)第6話。

 

ダーホァが本当にいい子で、もう今のダーホァとグァンジュンを幸せにしてあげたいです。

 

謝欣穎って、なんでこんなにかわいいんでしょう。

典型的な美人ではないと思いますし、謝欣穎としてインタビューに答えているところは割とふつうな気がしますが、「白色之戀」の小彩もまったく違う雰囲気でいながらかわいかったですし、女優さんとして魅力的です。

 

グァンジュンを演じる溫昇豪も、不思議なダンスにつづき、今度は武術の型をやってみたりしてはじけていますが、それがとてもはまっていて、ダメ男なのにダーホァが好きになるのもわかるなあと思います。

 

もうこのまま二人が幸せになる物語が続いてくれてもいいのですが、魔術師チン・モーに操られたテリー君が待っているので、どんどん先に進んでもらわなければ。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

ダーホァはこれまでもお利口だったけれど、家族を救うための嘘も上手です。

アシーと見たテレビでやっていた出稼ぎに行くとか、台湾人は勤勉だから前払いが可とか、グァンジュン兄が行ったら留守中危険とか、しっかり家族を騙しきります。

 

グァンジュンはダーホァが登山に誘ったときは危険だの何だの理由をつけて断ったのに、いざダーホァと離れそうになったら、まだ一緒に登山も行っていないとか言ってくれるのですよね。

もっと早く言ってほしかったわ。

とはいえ、相変わらず家族愛止まりなんですよねえ。

ダーホァの方はシャオフェイの登場に、もしかしてあの女と浮気を?、とか言うくらいマイダーリン状態なのに。

グァンジュン、失ってから気づいても遅いんだから、早くダーホァに振り向いて。

 

隙がたくさんあってかわいく、生活苦はあっても生き生きとしたダーホァやグァンジュンとは対照的に、テリーの真面目さが切ないです。

たぶん、吳慷仁だから切ないんだと思いますが、吳慷仁が演じているのでそこは区別不可。

切ないです。

こんな、まともな人とは思えないお願いごとをしておいて、ダーホァの質問にクソ真面目に答えるテリー。

ダーホァの目をしっかり見て理性的な説明をしている七三分けのテリーですが、根本的にやろうとしていることに問題があるということに気づく気配は皆無です。

気づいてしまえばダーホァとお近づきになれないまま終了するので、このまま突き進んでもらうしかありません。

 

婚約者のふりだけでそれ以外の代役はできない、とダーホァが言った時、テリーはなんとも複雑な表情を見せます。契約や前に進む話にはとても理性的で冷静な様子のテリーが、自分の感情に触れるような内容になると辛そうな表情や優しそうな表情を見せるんですよね。

テリーは外向きには自立した強さがありますが、内面は繊細そう。

 

そんなテリーを操る魔術師チン・モー。あやしい人なのか、演じる趙駿亞があやしいだけなのか、今週も判別不能。

有能設定の割には毎回暇そうなのが気になります。

 

次回は思い出づくりの遊園地ですね。かわいいダーホァも次回で見納めでしょうか。

 

ダーホァは、1年後帰ってきたときには何も変わらないで、と思って家を出るわけですが、そのダーホァの心が同じかはわからないですよね。

グァンジュンのことを一途に思うダーホァですが、その思いは、「愛している」よりも「好き」という言葉があてはまる感情にも見えます。

このさき、相手が誰であれ、ダーホァは愛を知る冒険に出ていくのかなあ。