天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「幸せが聴こえる」 第16話

先週はお休みだった「幸せが聴こえる」(聽見幸福)。休まれて存在の大きさを知ります。

目が離せない展開とか、特別に注目される出演者とか、そういった強いものはないのに見たくなる作品です。

 

以下、ネタバレありです。

 

 

 

かわいいカップル、ハジメちゃん義妹フェイフェイとユーシー弟ユーアン。ユーアンはフェイフェイに押されているけれど、強さに押されているだけではなく、フェイフェイの良さをしっかり読み取って受け止めている感じがします。こういう相手をわかって穏やかに思いやれる自然な関係は幸せを感じさせて温かいです。女心はまったく読み取れてないけれど、彼は神父さんだからね。

 

いくら娘の美しさが自慢でも、初めてのお客さんにわざわざ写真見せないでしょ、そうやってわざと姉がユーシーだってばらすなんてドラマだわ、と思っていたら、ユーシー母が持ってきた写真は子どもの頃の写真。

この辺のさじ加減は毎回うまいなあと思います。このドラマの脚本はちょっとした出来事の繋ぎも細やかですよね。

 

ジャンチェン、前回、例のシバシバで視力回復したのかと思いきや、あれは兆しだけだったらしく、まだしっかり見えていなかったご様子。このたび、天灯に視力回復を願って飛ばした瞬間に見えるとは、天灯パワーおそるべし。

 

天灯に向かってお祈りするユーシーがかわいいです。

序盤はユーシーがあまりにうるさく、ちょっとわざとらしいほどに幼かったので、我慢できるのかと思ったほどでしたが、老練な社長ジャンチェンとの組み合わせはだんだんはまってきます。

ジャンチェンの視力回復を知って彼に抱きついて喜ぶユーシーはあまりに純粋で、じーんときます。恋人同士であれば、自分を愛してほしいという欲求が見え隠れするのでしょうけれど、この二人はただただ相手のために心を尽くすんですよね。

 

「社長、抱きしめていい?」からのハグは泣けました。

 

ボーイエンが出た~と思ったら今週はおしまい。

ジャンチェンはヤーティの前で、ルオハンと生まれ変わってもずっと一緒だと約束した話をしていましたが、この約束、どうするんでしょうねえ。双子とはいえ、ユーシーとは別人格です。ずっと一緒と誓った彼女のハートか、それとも同じ外見をした姉妹か。約束は保留で心通い合う人と結ばれるのがいいですけど。