天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「幸せが聴こえる」 第17話

「幸せが聴こえる」(聽見幸福)。ウェイリエンに向かって指を鳴らすハジメちゃんに無性にいらっときた第17話。                      

ハジメちゃんは義妹といるときが一番ドキドキします。妹になってジャンチェンに頼りたい。

 

以下、ネタバレありです。

 

 

 

視力を取り戻したジャンチェンと見つめ合う時のウェイリエンの優しい表情が、彼のこれまでの尽力を思い起こさせてくれます。ずっと支えてきてくれましたよね、ウェイリエン。いい人です。

 

ジャンチェンに依頼されていた件の処理を済ませたことを告げるウェイリエンに、ジャンチェンが指を鳴らして答えるのですが、そこで無性にイラッときてしまいました。

ハジメちゃん、それ、似合わない。

 

何度も書きますがハジメちゃんは好きです。全体的にかっこいい人だと思っています。

でも、似合う似合わないってものがあるんです、ハジメちゃん。

あまりにイラッときたので、巻き戻して何度も見てしまいました。

 

義妹フェイフェイがユーアンに向かって言った、私だけの神父に?、はとてもキュートです。このシチュエーションでこのフェイフェイがこのひとこと、相変わらずうまい。

フェイフェイは神父としての会話にまで嫉妬してストレートに意見を言うけれど、神父だから仕方ないと理解すればおとなしく引き下がって、直球なだけでなく素直さがあるのですよね。

女心には鈍感だけれど人の気持ちに鈍感なわけではない優しいユーアンときついくらいにストレートだけれど自分の非も認められる素直なフェイフェイは本当にお似合い。このカップルのかわいさ、ユーアン役の俳優さんの個性はもちろん、演じる女優さんが若いっていうのも功を奏している気がします。

 

久々にボーイエンが出てきました。本気でわざと轢かれます。こわい。

資料を心配する言葉も、早い退院も、すべて計算ずくで嫌な男なのに、どこかにユーシーへの真実の思いが存在し続けているようにも見えるのは、演じる邵翔の持つ雰囲気なのか、それとも彼の演技なのか。言動は完全アウトなんですけどね。具体的な説明がつく善良さは無いにもかかわらず、どこかに善良な何かを隠し持っているように見えるボーイエン。気になります。

 

ユーシーがジャンチェンの家を立ち去る時にテーブルに残した封筒の文字は、「幸せの音 ユーシー」と字幕に出ましたが、映った封筒に書いてあるのは「聽見幸福 陳禹希」。

「聽見幸福」はこのドラマのタイトルです。ここは、名詞で止めたかったのかもしれないけれど、幸せの音、と、幸せが聴こえる、は伝わるメッセージが違います。邦題が原題から離れている場合には状況に見合った翻訳が適するのでしょうけれど、このドラマは珍しく原題の日本語訳をそのままタイトルにしていますから、ちょっと残念に思いました。

日本語の意味としても、「幸せが聴こえる ユーシー」の方がよかったな。

 

入札のことがユーシーではなくユーシー友人シャオリンから漏れるなんて、なんて計画的なシナリオなんでしょう。

 

ルオハンに語りかけるジャンチェンを見ていると、ジャンチェンがユーシーを思う気持ちの中には、ルオハンの妹として慈しむ気持ちもあるんだろうなあと思わされます。

でも、ジャンチェン、来週はいよいよボーイエンとユーシーの間に入っていくみたいですね。全33話ですから、次回から完全に後半です。