天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「キミをプロデュース」 第1話

アジアドラマチックTVさんで「キミをプロデュース~Miracle Love Beat~」(A咖的路)の放送が始まりました。第1話を見ての感想は、

 

やだ、これ、おもしろい。

 

設定や番宣用の動画を見る限り、売りはMaydayの主題歌なんじゃないかと思ってしまうくらい、インパクトに乏しい気がしていたのです。

もちろん私には吳慷仁の出演自体がインパクトある要素なのですけれど、それはそれ、これはこれ。

ところが、予想に反しておもしろく、あっという間に1話が終わりました。場面の切り替わりや俳優陣の演技含め、全体にリズム感の良さが感じられます。

 

今見ている「カノジョの恋の秘密」も序盤のテンポがいいと思ったのですが、「キミをプロデュース」はテンポというよりもリズム感のいい作品、という感じ。この感じがこのまま続いてほしいです。

 

ここで、ネタバレのお話の前に、ちょっとDVDについて触れたいと思います。

日本放送を待ちに待ったこのドラマですが、日本版DVDも手元にあります。だって、「本DVDは台湾オリジナル放送に基づき、全16話で構成されております」とか書いてあるんですよ。ということは日本放送版とは違うのか、と思ってよく見ると、テレビ放送について「全26話で構成された《日本放送版》となります」と書いてあるわけです。

そんなことされたら、DVDも見たいですよねえ。販売戦略と承知でそれに乗って買いました。

今日、そのDVDも開封したので、両者の違いも少し書けたらいいかなあと思っています。

 

以下、ネタバレありです。

  

 

 

2005年、チョウ・シューユー(周書宇)をはじめとするウィナー・バンドのメンバーはローカルな年越しイベントで演奏をします。その曲がドラマの主題歌でもある「君は唯一」(你是唯一)なのですが、ちょっと待って。

Maydayの阿信の声に吹き替えられているとは知っていましたが、せめて口パク風に重ねてくれればいいのに、これじゃあBGMじゃないですか。

アジドラさんで放送された“もっと!「君をプロデュース」”の吳慷仁の儚い歌声でもいいからそのままの声で聞きたかったです。でも、こればかりは仕方ないですね。

 

この場面のウェイジェン(維真)はキミ・シア(夏于喬)ではなく、さらに若い女優さんが演じています。確かに、A咖のキッズスター、15歳の温泉プリンセスをそのままキミ・シアが演じてもピンと来ないはず。この少女版ウェイジェンのおかげでキミ・シアの妙なキッズスター挨拶を受け入れやすくなりました。

 

オーディション会場でのシーンはどれもコメディのようです。くだらなかったりするのですが、場面の切り替わり含め間がいいので笑えます。シューユーに振り回されながらもついていくグァングァン(關關)。ありがちな設定ながらも癖のない個性があってかわいいです。

 

ヤーティ、ではなく、ジアシン(佳欣)を独り占めしたグォさん、なんで貸し切り。この俳優さんが演じているということは、まだまだこの先も出てきますよね。グォさんを演じている俳優さんの作品は5つくらいしか見ていませんが、劇中の位置づけや役柄がどのようであっても、いつも存在感があり印象的です。今回は何者なのかもまだつかみきれないので余計に気になります。

 

第1話はこのあと、ウェイジェンが路上を歩きながらウェイジェンママと電話をして終わりましたが、DVDはちょっと違いました。

 

ジアシンとグォさんのシーンのあと、路上を歩くウェイジェンのシーンの前に、6分強ほどカットされたシーンがあります。

車でジアシンのもとに駆けつけるシューユー。メディアもいる人混みをかき分けジアシンとグォさんのいる会場に入り、そこで二人に契約を持ち掛けるグォさん、断るシューユー。その展開でシューユーはピアノを弾き、音楽について語って去っていく。車中でジアシンが歌手としての不安をシューユーに語ったところで、ようやく路上のウェイジェンが登場、といった感じ。

 

でも、ここ、どうやら単なるカットじゃないようで、次回の予告にあるんですよね。どのようになっているのかはわかりませんが、少し組み替えて編集しているのかもしれないですね。

このピアノを弾くシーンの吳慷仁がかっこよかったので、次回の放送に残っていることを強く願います。

 

第1話放送と吳慷仁33歳のお誕生日を記念して、24日中に記事をアップしたいと思いましたが、やはり日付が変わってしまいました。おめでとうモードはおしまい。来週からは月曜日も放送があって週2話進行なので、ゆっくり楽しんでいきたいと思います。