天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「カノジョの恋の秘密」 第12話

「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)第12話。

 

テリーを幸せにしてあげたい(涙)。ダーホァも幸せにしてあげたい。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

深酒してダーホァをリャンエンだと思いキスしてしまったテリー。たとえテリーを心配していても、何をするのと本気でビンタするダーホァが好きです。そしてしっかり口元も拭います。

 

ああテリーが泣いている(涙)。

 

リャンエンが亡くなったシーンより、このダーホァへのキスから一人で泣くまでの一連のシーンの方がつらいかも。リャンエンを思うときのテリー、リャンエンではないと現実に戻るときのテリー、自失した様子のテリー、部屋でひとり泣き崩れるテリー。大丈夫な気がしません。

 

ダーホァは会議自体が初めてなのに、テリーの窮地に発言までしてしまいます。ダーホァはテリーの“味方”なんですよね。

 

そんなダーホァですが、何よりの支えはグァンジュン。グァンジュンが会社にいるだけで安心できて、リャンエンとしてでも励ましてもらったら温かい気持ちになれるなんて、まさに恋する乙女。

テリーにもらった半日休みでグァンジュンとお買い物をするダーホァは久しぶりに嬉しそうです。ぬいぐるみ「熊さん」の話も聞けたしよかった、と思いましたが、まさか一気に家にまで行こうとするとは思いませんでした。さすがダーホァ。こうやって家族と食卓を囲み幸せそうなダーホァを見ると、このままここに居させてあげたくなります。

 

一方のテリー。弱っています…。この人、休ませないと持ち堪えられないのでは。

テリーにとって、リャンエンは唯一自分のままでいられる存在です。彼女を失っただけでもダメージは大きいのに、けがをしたことを隠した状態で亡くなってしまい替え玉までいるなんて、頭も心も整理がつかないはず。同時に仕事でも追い込まれ、その場にはリャンエンと同じ顔のダーホァがいるなんて、もうこの人あぶないから休ませてあげてください。と思っていたら、自覚がありました。「一日だけ時間を」。テリー、大丈夫か…。しかしそれも心の声。誰にも助けは求められないテリーは見ていて不安になります。

 

チン・モー、一日経って落ち着いたかって、落ち着くわけないっ。おまけに勝手な解釈でものを言って、感じが悪いです。もっと後になったらチン・モーの言い分や行動にも一理あると思えるのかもしれませんが、今は無理。テリーとリャンエンとダーホァ、3人の人生を操ってしまった人に見えて好きになれません。でもいつかなぜか笑えるチン・モーになってくれるはず。

 

チン・モーとのやりとりで、「リャンエンと一緒に葬られたい」と言うテリーですが、チン・モーに両親まで破滅するかもしれないと切り返されます。リャンエンと一緒に葬られたいというのは今のテリーの本心だと思いますが、それすら自由にできないのがテリー。

テリーが心配だけれど、ダーホァとグァンジュンの様子を見ていたら二人に幸せになってもらいたい。すっかり金大花の世界にはまってきました。