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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「一把青」放送開始から1週間

一把青 吳慷仁

台湾の公視で12月19日(土)に第一話と第二話が放送された「一把青」は、見る限りにおいて、好評だったようです。

 

視聴しましたが、すっかりはまり、その後数日はたびたび頭の中であのテーマ曲が流れていました。台詞は字幕頼りですから、十分な理解ではありませんが、登場人物のひとりひとりの思いや生き方が伝わりそれぞれに心動かされます。

 

郭軫、いいです。原作の郭軫自体が魅力的な男なのだと思いますが、言葉で説明できることだけではない、内なる複雑さを秘めた郭軫がそこにいます。

吳慷仁については、彼自身も好きですが、彼の演じた役を好きになります。その中でも、郭軫はこれまでとは異なる力を持っている感じ。吳慷仁のもつ奥深さのようなものに幅広さも加味されてこれまでにない力を持った印象で心惹かれます。

 

このドラマは宣伝活動が多く、座談会や交流会なども多く組まれています。ネット上でも、公視のホームページ以外に、公式フェイスブックページも開設されその更新も頻回ですし、微博にもドラマの公式ページがあります。

ただ、時代背景や登場人物たちの進む道から考えて、日本語字幕で見られないだろうということにとどまらず、大陸での放送も難しいですよね。市場、という意味では最初から手放したものがあり、そういう選択をして真摯に製作チームが取り組んだ作品が、観た人たちからよい反応を得られるといいなあと思います。

 

この作品の時代背景を考えると、何かを書くことを、時にためらいます。ひとつの作品として、登場人物たちが置かれた背景を含めてそのままに受け止めて観るということは特別なことではありませんし、観る側としてためらうことはありませんが、書くときには、いつも以上に慎重になってしまいます。

原作の書名が「台北人」であるように、自分の歴史としてこの時代そのものに思いを寄せ、置かれた状況に自分や家族を重ねる人々も多いことでしょう。一方で、台湾の方であってもまったく異なる背景の方もいらっしゃるはず。そんなことを考えるとこの場所から何かを書くことすらためらってしまいます。でも、このドラマは、異なる世界に身を置いていても、自分に引き寄せて考えたり、登場人物の思いに共感したりすることができると感じました。それは、登場人物ひとりひとりの思いがしっかり描かれているだけではなく、普遍的なものがそこにあるからかもしれません。

 

さて、ソニア・スイ(隋棠)版のダイジェスト版があり、そこでの朱青が溫貞菱で驚いたという話を書きましたが、ドラマの撮影期間が3月からとされているので、どうなっているのか気になっていました。

「一把青」 公視で本日放送開始 - 天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

あの映像は、なんと3か月も前である12月に撮影を終えていたものだそうです。前導影片ということで、ティザートレイラーですね。政府への申請時に使われたようですが、この時期には天心ほか主演陣が演技を始められる準備ができていたわけで、こういったドラマをつくる大変さを感じます。

 

先週の放送分には潘之敏が出ていました。映画「河豚」で吳慷仁と共演していた女優さんです。吳慷仁とのシーンもあって、ちょっと感慨深かったです。