読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「キミをプロデュース」 第12話

キミをプロデュース 吳慷仁

「キミをプロデュース~Miracle Love Beat~」(A咖的路)第12話。

 

わかっていたけど、わかっていたけど、それでも泣けました。

その後の展開も含めて、ここまでで一番好きな回かもしれません。

吳慷仁の歌が聴ける回は別の意味で好きですが、ドラマとしては今回が好きです。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

わかっているんです、ジアシンとシューユー、この二人は結ばれないと。わかっているんです、たとえお互いを好きでも一緒にはいられない二人だと。よくわかっているんです、ヒロイン以外と第12話で結婚するわけはないと。

でもねえ。心のどこかで、断らないでほしかったんですよね。それは、ジアシン自身がシューユーのプロポーズを断ったにも関わらず、そのことで泣いた時の気持ちと似ているかもしれません。

 

プロポーズまでのシューユーの言葉を聞くジアシンは、最後の言葉の前にはぐらかし、答えを出すことを避けている様子。でも、それにも関わらず、彼の言葉を聴きながら、時に嬉しそうな表情を浮かべます。

はっきりと、付き合いきれない、今持っているものを手放せない、と伝えるジアシンですが、シューユーに自分ではなくBSを選ぶのかと聞かれ、できれば私生活と仕事を切り離してほしいと答えます。その言葉に、シューユーは跪きプロポーズ。

ここ、Yesじゃだめだったの、ジアシン。本当にシューユーを失うことができるの?

ジアシンは、はっきりとは断っていません。「もう少し考えさせてくれる?」、だけ。もしも仕事を捨てずに済むのであればYesだったはず。彼女は、本当はこのプロポーズを受けたかったのでしょう。仕事の方向性が違うがために相手を思う気持ち自体が変わっていくこともありますが、ジアシンとシューユーはそうではないところがせつないです。ジアシンの答えを聞いたシューユーが部屋の鍵を返したときは泣けました。

 

生きる道が違う。お互いを思っていてもそれだけではうまくいかない。そういうものです。でも、8年は長いです。成功する前からの恋人で苦楽を共にしてここまで来た、そういう存在は、どこか特別な気がしてしまいます。

 

完全にセンチメンタルになっていましたが、シューユーのパンツを勝手に広げるウェイジェンがすごいパワーで切り替えてくれました。さらに母上まで加わり、浸る間もなく一気に切り替わります。

 

ウェイジェンは、シューユーと夢を共有できる人なのでしょうね。それが恋人としてでも、友人としてでも、パートナーとして共に歩める人なのだろうと思います。

 

ウェイジェンによる、私はシューユーが大好きー!からの展開は見ている方さえ気まずい気分に。母親に向かって、もう口を開かないでとお願いするウェイジェンの気持ちがよくわかります。無事、二人に電気が走らないことを確認した母上ですが、この間、気を遣いまくった上に、生きていれば心臓がドキドキし露出が多い服を着れば目を離せなくなるが今の僕は違うなどと丁寧に何も感じないことを説明されたウェイジェンは、本当にお疲れさまとしか言いようがありません。

 

バイ・フイランはシューユーのママだったんですね。彼女がどんな人だったかを尋ねたり、その答えを聞いたりしている時の嬉しそうな顔、子どもを抱いた写真を見つめ、この写真をくださいと言う時の顔、このあたり、やっぱり吳慷仁はいいなあと思いました。夜景を見ながらママの話をするときの柔らかな表情もよかったです。

 

俺が好きだろ?、私を好きでしょ、好きだよ、いつか雷に打たれたら好きなる、のシーンは、シューユーの真剣な表情とふざけた展開、ウェイジェンのちょっと満足そうな表情などがとてもうまく組み合わさって、今の二人の思いや関係をよく伝えていると思いました。本当の相手はこの人とばかりに不自然に接近することもなく、無理に気持ちを抑えているというほどでもなく、甘い曖昧さがありつつもまだ入り口にさえ立っていない感じ。いいシーンですよね。

 

こちらも、すっかりウェイジェン寄りに切り替わったところで、ジアシン再び。

恋人を手放してまで選んだ仕事ですから、もう仕事がすべてです。ジアシンは気持ちとして追い込まれてしまいそうですね。

 

ジアシン、泣くのがちょっと得意じゃないのかしらね。

 

ここから先、ウェイジェンはA咖的路をどんどん進むと思っていいのでしょうか。ウェイジェンとシューユーが仲良くなってもいいけど、ジアシンにはこれ以上傷心モードに拍車をかけてほしくないなあ。彼女が選んでしまったことだけれど、せめて彼女が早く前を向いて仕事で輝けるようになってほしいです。