天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「幸せが聴こえる」 第23話

「幸せが聴こえる」(聽見幸福)。第23話。

 

郭軫とテリーとシューユーで心がいっぱいでも、主題歌「我还想念你」を聴いたら「幸せが聴こえる」の世界に戻ってこられます。

劇中にも挿入される主題歌はドラマ自体に影響するものだと思いますが、この曲はとてもドラマを引き立ててくれる主題歌だと思います。ちょっと韓国ドラマっぽい音楽だなあと思っていたのですが、歌っている畢書盡が韓国で生まれ育っていたと知り納得。韓流アイドルのようなルックスのご本人登場のMVも見ましたが、フルで聴いてみると、大人のハジメちゃんの映像と合わせて見る時とはまた異なる印象で、こちらも素敵でした。

福茂唱片さんがオフィシャルMVをアップされています。

youtu.be

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 ルオハンの身代わりにしていると思われたくないから双子であることを黙っていたと告げるジャンチェン、ルオハンの身代わりであることに不安を抱きながらも今はジャンチェンを信じていると言うユーシー。めでたしめでたし。問題なく幸せになったのに、あと10話、何で揉めるのかと心配になります。

 

ユーシーは相変わらず幼く見える言動で、暗い所が嫌いとはいえ大きな声で騒ぐ辺りはさすがに煩いと感じてしまいます。いくら任容萱が嫌味のないタイプでも、ユーシーに好感を持てるか、かなりギリギリのラインの鬱陶しさに思えますが、そんなユーシーを相手にしても、ハジメちゃんは動じない大人っぽさを漂わせて、二人の関係にも落ち着きを感じさせてくれます。

 

ようやくフェイフェイの好意の意味に気づいたユーアン。遠まわしな言葉で距離を置こうとしたり、自分は神父であると告げてフェイフェイにわからせようとしたりします。(おそらくあえて)真意をつかまないフェイフェイに、自分の勘違いならばいいけれど、と、とても丁寧に、慎重に、フェイフェイの気持ちに応えられないことを話しますが、この辺りの意思の強さと困惑の両方が混在するユーアンの表情がいいです。

 

ユーシーを呼び出して、好きだとも言っていないのに自分の気持ちに応えられないと言われたと、怒るような口調で言いながら泣くフェイフェイはやっぱりかわいい。フェイフェイがをあともう少し歳のいった女優さんが演じていたら、こういうかわいさは出ない気がします。わがままで勝気であっても、大人の持つある種の図太さがなく、まだ若い女の子だからかわいく見える身勝手さ。ユーシーも幼く見えますが、フェイフェイといるとお姉さんに見えます。

 

偶然の出会いの宝庫、巨城百貨店。今回はヤーティーパパとジャンチェンを二人きりにし、ヤーティーの手術日までパパに語らせてくれました。一気に全容が見えてきたジャンチェン、血液型で確かめるとは、さすが社長です。

 

ヤーティーのドナーはルオハン。この限りなく事実である可能性の高い、視聴者だけが抱いていた疑いを、ようやくジャンチェン、ユーシー、ウェイリエンが共有しました。

これから何が起きるのか、と思ったところで終了。予告にはジャンチェンとユーシーの甘いシーンが使われていましたが、ヤーティー問題はどうなるのでしょう。またおもしろくなってきました。