天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「キミをプロデュース」 第15話

「キミをプロデュース~Miracle Love Beat~」(A咖的路)、第15話。

シューユーがちっとも役に立っていないのですが、いいのでしょうか。

 

今回はウェイジェン役の夏于喬が「快樂快了」を歌いました。家家とはまったく違う歌声でかわいらしさがありますが、夏于喬の方は、歌詞をつけずに歌っていた時の方が好きです。この曲はエンディング曲な上に、あまりにも家家がはまっていますし、ジアシンの吹き替えが家家なので比較されやすいと思いますが、それでも自分で歌った夏于喬はえらい。どこかウェイジェンに似ているかも。

それでもやっぱり家家の「快樂快了」↓ ウェイジェンごめんね。「A咖的路」の映像も出てきます。

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ちなみにこの家家、「続・宮廷女官 若曦~輪廻の恋」(步步驚情)のエンディング曲も歌っています。続若曦と言えば孙艺洲さんのイカれ司瀚(なのは私だけか)。演技的にやりたい放題な孙艺洲さんと若蘭姉さんの切ないシーンを家家の「塵埃」が盛り上げていました。続若曦もオープニング曲が五月天で「A咖的路」と同じ組み合わせです。なぜあのドラマと同じなのか…。たとえ孙艺洲さんが好きでも、いまいち喜べないものが…。でも「塵埃」はいい曲ですし、MVに、「一把青」にもうすぐ登場する鍾承翰が出ているので、司瀚を懐かしみつつ「一把青」の応援を兼ねて貼っておきます。

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以下、ネタバレあります。

 

 

 

ウェイジェンに優しいシューユーを見ながら、きっと最初の頃はジアシンにもこんな風に優しかったんだわ、と思ってしまいます。これ、間が近すぎです。実際には、彼女を絶やさない吳慷仁のような人は(違ったらすみません)、こんな感じで次から次へ渡り歩いていくのかもしれませんが、だめです。ドラマの中ではもう少しインターバルを空けてくれないと。

 

シューユーは、よく考えてみると、ちっとも役に立っていません。

ウェイジェンが番組出演する前に特訓をしてくれたのもチエンルイ、憧れだと言って自信を持たせてくれたのもチエンルイ、両手で頬を挟みあなたの夢は私の夢と言って違約金の心配をするなとまで言ってくれるのもチエンルイ、自分の前で強がるなと言ってくれるのもチエンルイ。もうチエンルイにしておきなさい、と言いたくなるほどです。チエンルイがやっていることを全部シューユーがやってくれたら素敵なのに、と思いますが、これもひとつのプロセスなのでしょうか。音楽面ではしっかりサポートしつつ、女の子としてはインターバルを空けてくれたらかっこいいのに。シューユーは理想の男性ではなくリアルな男性なのかもしれませんね。

 

ウェイジェンは苦労しているのに、苦労知らずのように見えてしまうときがあります。かつて「キッズスター」だったからという設定なのか、純粋な女の子ということなのか。ウェイジェンはあまりか弱い様子や涙を強調せずにいてくれた方が魅力的です。本当に強い女の子として進んでほしいです。

 

レコーディング時、シューユーがウェイジェンの目を覆い、ウェイジェンがシューユーの耳を覆って音楽を心で感じようとするシーンはきれいでしたね。ここも、ジアシンへのプロポーズからもう少し間を空けてくれていたら、もっとどっぷり浸れたのに。シューユー自身さえ「失恋したばかり」というタイミングなので、純粋にウェイジェンとシューユーのこととして心酔できないのが残念です。私も早くジアシンを忘れたい。

 

次回はグォ会長も出てくるのでしょうか。さらに悪い子への道に行きそうなジアシンも、もはや悪い人になっていそうなリーダーも、自分の道を選んだけれど実はまだ何もできていないシューユーも、たぶんスターへの道を目指しているウェイジェンも、それぞれがどうやって音楽への道を進んでいくのか気になります。