天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「カノジョの恋の秘密」 第16話

「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)第16話。

 

フー親分に対して強気なテリーがかっこいい。自宅でダーホァに穏やかな表情を見せるテリーが優しい。そして追い込まれたときの涙目の吳慷仁に今日も持っていかれます。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

リャンエンパパにリャンエンのことを黙っているというのは、どう考えてもダメです。リャンエンを何よりも大切にしているリャンエンパパを見ているだけで、申し訳ない気持ちになってしまいます。一刻も早く真実を伝えてほしいと思うものの、ここまで来ると、どのタイミングで伝えればいいのかさえわからなくなってきます。テリー、大丈夫か。

 

お悩みテリーは、いつものプールサイドで、リャンエンに、どうすればいい?、と語りかけ、以前プールに飛び込みテリーを助けた時のダーホァを思い、穏やかな笑顔を一瞬浮かべます。そんなテリーに今日も心奪われていたら、回想にチン・モー登場。チン・モー、余計なことを。とはいえ、彼の言葉は、テリーが置かれている状況が単純ではないことを教えてくれます。

 

入札会といっても、公開入札なのですね。これ、どうしても土地を手にしたければ、お金持っている方が勝つだけ、と思いきや、グァンジュン、汚い。替え玉のことで脅すなんて。でも、グァンジュンがダーホァを助け出すために意を決してやったことなのですよね。不器用な男グァンジュンがようやくダーホァに真剣に向き合ってくれるという面では嬉しいです。

 

200万を手にダーホァを奪い返しに来たグァンジュンなのに、ダーホァは帰りません。ここはちょっとグァンジュンがかわいそう。フー親分のお金と言うけれど、グァンジュンができることは限られていて、何をしてでもダーホァを守ろうとしたのに、ダーホァには悪人にすがって善人をいじめると言われてしまいます。すれ違うって、こういうことなのね、と思いながらも、ようやくグァンジュン哥がダーホァに向き合ってくれているだけにちょっとつらい。

 

ダーホァのテリーへの思いって、どういう気持ちなんでしょうね。グァンジュンのお嫁さんになりたい、という願いは明らかで、彼の側にいるシャオフェイが気になったり、去っていくグァンジュンを動揺したように見つめたり、そこは一貫していてぶれません。でも、テリーに対して、彼が落ち込んでいるから、いい人だから、恩義を感じるから、そういった理由を並べても、ここまで彼を思うのは、テリーのことが気になるから、ですよね。ダーホァの二人への思いはダーホァ自身もよくわかっていないのかもしれないですね。

 

テリー、そんな風にピアノの前で暗くするのは、放っておけなくなるからやめて。

 

溫昇豪は本当にスーツ姿が様になります。様になり過ぎて、グァンジュンとテリーが並ぶと、社長はグァンジュンの方に見えてしまうという問題が。