天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「キミをプロデュース」 第21話

「キミをプロデュース~Miracle Love Beat~」(A咖的路)、第21話。

 

シューユー、キミはめんどくさいっ。

 

以下、ネタバレありです。

 

 

 

一気にアメリカ行きを決めたシューユー。もう行くならさっさと行っちゃえ行っちゃえ。

ウェイジェンの歌唱技術の低さや個性的な声の持ち主ではないことを認め、それでも心を表現できる、と言うのなら、本当に多くの人の心に響く歌声になるように責任を持ってプロデュースしてくれればいいのに。そうしてくれたら、ウェイジェンだって悲しまないのに。シューユー、キミは本当に厄介な男だわ。

 

シューユーが、自分はウェイジェンのプロデュースを「できない」と思うのは、彼といると、彼女がシューユーに頼ってしまうから、なのでしょうか。そうさせていたのはシューユーでもあり、彼が嘘をついて、ここまでわかりにくい方法でウェイジェンを支える理由がいまいちわかりません。

 

シューユーの本心を立ち聞きしたチエンルイ。てっきり心温まる方法で助けるのかと思いきや、グォ会長に「駆け落ち」で詰め寄ります。チエンルイは、登場したときこそちょっと鬱陶しい気がしましたが、いまやジメっとしたウェイジェンを乾かす除湿器のような大活躍。

グォ会長は途中で娘の真似らしき仕草もしたりして、この親子のシーンはおもしろいです。

 

「シューユーにわからせてやらなきゃ」。そうだそうだー、ウェイジェン、行け行けー。守るより攻めの姿勢で。ようやく序盤のウェイジェンが帰ってきました。

チエンルイは、シューユーと父親がウェイジェンの人生を勝手に決めようとした、と言いますが、本当にその通りです。シューユーはひとりよがり。勢いを取り戻したウェイジェンにそれを気づかせてもらいたいです。

 

トイレでウェイジェンと出会ったジアシンに、意地悪だなあと思いましたが、ウェイジェンの方も逆撫でするような言葉や表情で十分過ぎるほど対抗していて、なんかもう、二人で好きにしてもらったらいいんじゃないかと思ってしまいました。

 

俺のドラムをいじめるな、当たるならギターにしろ。ムーチュン、ごもっともです。ムーチュンはこんなシューユーとあんなリーダーとの間できっと苦労が多いはずなのに、それでも二人といたいと思う彼の気持ちがわかる気がするのは、シューユーもリーダーも、自分の求めるものに真っ直ぐで、人間味があるからかもしれません。

 

そして今回もまた、シューユーではなく、チエンルイがウェイジェンのA咖的路を支え、助けました。

 

シューユーはグァングァンを信頼しているのでしょうね。今でも彼女にお手伝いをしてもらい、そのくせ言いたい放題。グァングァン、仕返ししてもいいのよ。彼女にも幸せな道が待っていてほしいです。