天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「カノジョの恋の秘密」 第19話

「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)第19話。

 

テリーの吳慷仁は穏やかに素敵。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

今のリャンエンがダーホァだとダーホァ一家に知られ、ダーホァが一晩、本来の家に泊まる。テリー自身がダーホァを帰そうとしていたときよりもずっと、ダーホァがテリーから遠い存在になるように感じます。

 

ダーホァは母親に、二人で難関を乗り越えないと幸せになれない、自分とグァンジュンが幸せになれるかは二人の努力次第、と話します。ダーホァ、そんなにがんばらなくていいのよ。今すぐグァンジュンと幸せになろう。時が流れダーホァが成長する中で、今の二人の関係にも変化が訪れてしまいそうで心配です。

 

プールサイドに立つテリー、ピアノに触れるテリー、ソファーを撫でるテリー、薄暗い部屋でダーホァを思い出すテリーが、いいえ、吳慷仁が素敵です。そして最後に言う「僕は約束を守ったよ」の優しい声と一瞬の微笑みが駄目押しのように素敵です。

 

でも、テリーがどんなに素敵でも、ダーホァがグァンジュンを思い続けている限りはグァンジュンと幸せにしてあげたいです。スクーターに乗ったグァンジュンとその後ろに座ったダーホァの会話はかつての二人を思い出すやり取りでほっとしました。信じているから信じてね、というダーホァですが、彼女自身、グァンジュンを裏切ることはなくても、テリーへの思いが深まってしまいそう。

グァンジュンは、溫昇豪が演じていることで包容力を感じる優しさが加味されて役柄以上に魅力的です。もう、そのままスクーターでダーホァを連れ去ってもらいたいです。

 

いつまでリャンエンパパに嘘をつき続けることになるのでしょうか。リャンエンパパが病気になったことで真実を伝えられなくなってしまいました。どんどん事が進んでいき、皆にとって傷が深まっていくと思うと気が重いです。

 

たとえ演技でも花嫁姿に抵抗のあるダーホァと、結婚を回避するために写真を撮るだけのつもりのテリー。写真だけのつもりのテリーが、ダーホァの花嫁姿にリャンエンを重ねます。

子供の頃からグァンジュンとの結婚が夢で自分の花嫁姿を最初に見るのはグァンジュンだと信じていたと言いながらも、1分間で気持ちを整理して、結婚写真を撮ろうとするダーホァ。そして、そんなダーホァを二度と困らせないと言って撮影を止めようとするテリー。この二人は、それぞれに、グァンジュンとリャンエンという大切な人がいながらも、目の前の相手を大切にし、いつもお互いを思いやっています。そうやって守り合う中で、少しずつ少しずつ絆を強めているようにも見え、とても複雑です。

 

テリーは本当に優しいです。でも、グァンジュンに対しては仕事の時と同様、厳しい態度になりそうですね。

見始めたころ、溫昇豪がテリーで吳慷仁がグァンジュンの方がふだんのイメージに合うので、あえて逆にしているのではないかと感じていましたが、どちらも見事にはまってきました。グァンジュンもテリーも、とても魅力的です。