天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「一把青」主題歌:「看淡」MVと郭軫4

「一把青」は、今夜、第17話と第18話が放送されています。

郭軫は第18話にはまだ登場するようです。でも、終わりの時が迫っているのは確実です。見たいけど見たくない、わかっていても帰ってきてほしい。郭軫と朱青の幸せな姿を見たいです。

 

さて、「一把青」の主題歌は、「看淡」です。ドラマにとても合っていて、この曲を聴くだけでドラマの世界に入れます。

歌っているのは田馥甄、S.H.EのHebeです。以前から、Hebeはグループの時よりもソロで歌っている時の方が彼女の個性が発揮されて素敵だと思っていたのですが、この曲を聴いて驚きました。とても魅力的な歌声です。

 

「看淡」のMVには、Hebeは出てきません。ドラマの映像だけが使われています。華研のMVにはドラマ映像のみのものもそれなりにあるようですが、Hebeであれば特に、彼女を見たい人も多いでしょうに、大胆な決断です。

このMVで興味深いのは、いくつもある「一把青」のトレイラーとは性質が異なり、朱青と郭軫の二人に焦点を当てた内容になっていることです。「一把青」自体はけっしてこの二人だけに焦点を合わせていませんし、もし一人だけ主役を選ぶならばシェリル・ヤン(楊謹華)演じる師娘でしょう。ところがこのMVは、朱青の視点で朱青と郭軫の物語を描くことに終始し、完成しています。曲を中心にみたときに、これはうまい編集だなと思いました。そして、つらいけれど、朱青と郭軫に浸れてうれしい。

 

このMVには、トレイラーには登場していないシーンも使われていて、郭軫のその後も察せられてしまうのですが、1か月以上前から公開されています。

研音樂官方YouTube頻道がアップした「看淡」MV↓

youtu.be

 

 

ドラマのオープニングのクレジットの並びがうまい、という話を以前に書きましたが、このMVを見ながら、あらためてそれを思います。

ただ、このクレジットも第14話から変わりました。師娘、小周、朱青を演じる女性3人が並び、次に大隊長、副隊長、郭軫を演じる男性3人、その次に處長と老鞏、最後に小顧と大人になった墨婷です。朱青と郭軫の二人が結ばれ、小顧が登場するところから後半仕様に切り替え、という感じでしょうか。いずれ、郭軫はいなくなりますが、まだ墨婷も子供なのに切り替わったので、このままいくのかもしれませんね。

 

郭軫が東北に発った第15話以降、いろいろ思うことがありながらも、迫りくる日が気になり、言葉がまとまりません。もう少し先に、この辺りの郭軫についても書きたいと思っています。

 

朱青がひとりになってから、郭軫はどのように存在していくのでしょうか。

第一話で、朱青がのちにアメリカに行ったことがわかる会話がありました。原作にはなかったはずで、どのタイミングで行くのかはわかりませんが、このアメリカ行きには、朱青と郭軫をつなぐ何かがあるのではないかと、期待を込めた想像をしています。

まだ朱青と郭軫が共に生きる決意をする前、アメリカの記者が郭軫を訪ねてきて、一気に事態が変化する出来事がありました。そのとき、郭軫は記者に求められ飛行機の前で記念撮影をしています。さらに、記者にお願いをして、朱青と3人で撮影をしました。その記者は、帰国したら郭軫のことを記事にして写真を載せると言っていましたよね。この出来事と、終わりの方だと思われる朱青のアメリカ行きには、何かしらの関連があったりするのかなあと、あったらいいなあと思いながら、望みをつなぐような気持ちで見ています。