天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「結婚なんてお断り!?」 第16話

「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)第16話。

 

もうさっさとくっつけば、な気がした環真とジャスティンでしたが、彼の叔父の元婚約者という立場はやはりかなりの障壁ですよね。

 

ジャスティンは兄になっても息子になってもかっこいい。

そしてパパと話す環真は表情がやわらかでとてもかわいいです。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

第15話の終わりに望んだ通り、ホァンジェン(環真)は部屋から消えていました。さすがに隠れ場所は普通でしたが、見つからなくて良かったです。

 

ジャスティン母は、お母さんあるある状態。「彼女」ができてから息子が変わったことを嫌がったり、夫と不仲でも子供たちが結婚するまでは母親として責任を果たそうと離婚せずにいたり。でも、「最初からあの人とは結婚したくなかった」と「あの人」の息子に言ってしまうジャスティン母は、母親としての思いも含めて自分本位です。

 

「愛のない結婚を選んだのは母さんだ 父さんに責任転嫁するのは筋違いだと思わないか?」

ジャスティン、かっこいい。

 

ジャスティンは、母親に対しても言うべきことはしっかり言います。でも、感情的にはならず、母親を穏やかに慰めます。なんてよくできた息子なんでしょう。ロイ・チウの姿をしたジャスティンに、もう泣かないでくれ、とあの表情で言われるジャスティン母、環真より羨ましい。でも一番羨ましいのはやっぱり勝男。

 

彼の母親に良縁を与える、そんな作戦、もう嫌な予感しかしません。

 

環真は今になって勝男と仲直りしようとしますが、さすがにそれは都合が良いというもの。前躍先輩の件は環真の話が真実なのでしょうけれど、環真に散々騙されてきた勝男が環真ではなく前躍の方を信じてもむしろ当然で、勝男は責められません。この場面、信じてもらえない環真がかわいそうに見えた方がいい場面な気がしますが、今までやり過ぎてきたので当然の展開に見えてしまい、「あなたもロクな女じゃない」という勝男の言葉に納得してしまいます。ひどいことをしまくるヒロインというのは新鮮で面白かったのですが、シリアスな展開への繋ぎは難しいですね。

 

環真パパが、かつて、別の女性と駆け落ちをしなかった理由、それもたった1つの理由は、彼女が将来、後悔しそうで怖いから。これは重いですよね。そして環真ママが環真パパと結婚したたった1つの理由は、私の愛する人だから。

環真が言うように、心から相手を愛していれば別れる理由や障害の多さはきっと関係ない、となれたら幸せですが、相手を思うからこそ進めない、ということもあるはず。ただ、自分自身の幸せを掴むという意味では、環真の言葉の通りなのかもしれません。

 

環真パパとジャスティン母、そしてニワトリ。あのパパが環真ママから離れるとは思えませんが、環真ママの祈祷であてがわれた「さえない男」はジャスティン母にまとわりつくらしいので、お祈りパワー次第でしょうか。

 

ようやく環真にライバルが登場しました。でも、せっかくのライバル、キミ・シアはゲスト出演ですし、一時的な嵐で終わりそう。ちょっと停滞気味なので、たとえ一時的でも、違う風が吹いてほしいところです。