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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「結婚なんてお断り!?」 第24話

結婚なんてお断り!?

「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)第24話。全25話なので、もう終わる直前ですが、派手に盛り上がっています。

 

熟女パワー、いえ、熟年女優パワーはすごいです。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

第1話ですでに、ジャスティンの母親とホァンジェン(環真)の父親には何かありそうとわかっていましたが、まさか、最後にこの話題で盛り上げてくるとは思いませんでした。この、ちょっと予想を裏切る裏切り具合がとても小気味いいのですよね。

 

夫に離婚すると言われたジャスティン母は、環真父に助けを求めるメールを出して喫茶店で待ちます。ジャスティン母は女性ならではの重苦しさがあり、環真父を待つ姿にも、このあと女性として迫ってきそうな嫌な雰囲気を感じてしまいます。ところが、やって来たのは、父のフリをして返信していた環真。意外にも、環真と話すジャスティン母は良識ある対応で、ほっとしてしまいました。

そんなジャスティン母を相手にしてにもぐいぐいとストレートに迫り、両親の待つ自宅に連れ帰る環真。サバサバぐいぐい行くときの環真は爽快です。

 

環真一家に囲まれたジャスティン母は、お行儀よく、正直に事実を伝え、率直な思いも話します。なんだかかわいいです。この人はいくつになっても女子なタイプなのでしょうね。この人が環真母と環真父の仲睦まじさを羨ましく思う気持ちはとてもよくわかります。

 

ところが、そんなかわいさもお行儀の良さも、「レディースナイト」で激変。環真母とジャスティン母が意気投合して盛り上がるだけでもおもしろいのに、盛り上がり方まで強烈です。特にジャスティン母の乱れ方は凄まじいものがあります。抑圧していたんでしょうねえ、長年。このシーンの最後の方にあるジャスティン母が酔いつぶれて倒れる場面、倒れる瞬間に、ジャスティン母役の女優さんがビールの缶に思い切り顔をぶつけています。演出とは思えない当たり方なのですが、何ごともなかったように倒れていきました。痛くないとはとても思えないのですが、まったく動じた様子が見られないのは、ベテランならではでしょうか。

 

勝男は今日も大活躍。

環真の親友ではあるけれどジャスティンの妹でもあるとつぶやきながら、環真の家に兄ジャスティンを送り込みます。勝男、いい妹。そしていい友達。

 

お酒の力と立ち聞きというとてもドラマらしい展開で、ジャスティンは母親の本音や自分への愛情を知りました。ついでに環真の思いも聞きました。そして、二人で夫婦の愛についても語り合いました。めでたしめでたし。

 

あの怪しげな桃の木の前で語り合ったあと、振り返り、かつて環真との夢を見たとだけ話すジャスティンと、帰っていくジャスティンを呼び止めながらも気をつけてとしか言わない環真。切ないけれど、どこか甘く、いい意味での曖昧さとでも言うのでしょうか、この先がどういう結末でも腑に落ちるような雰囲気があります。

 

妻と揉めたきり、その後のことは何も知らない、誰のフォローもないジャスティン父は、喧嘩をした時の勢いのままの怒り、妻の荷物を投げ出します。そしてここでも勝男はお世話係。そんなところに帰宅したジャスティンは、母の荷物の中にあるジュエリーボックスを手にし、中を開けて手を止めました。中を見たジャスティンと、その隣で一緒に見ていた勝男の表情が柔らかなものに変化します。大きく表情を変えたりせず、ただ柔らかいだけの二人の表情がかえって印象的です。二人の様子からは、幸せな日々を思わせる何かなのだろうと思いますが、ここでは答えはお預け。

 

兄妹二人は、両親の離婚阻止のための活動を開始します。ジャスティンの事務所に二人を集める兄妹、離婚手続きをプロフェッショナルに進めるジャスティン、相変わらず売り言葉に買い言葉な両親、ジュエリーボックス専用かと思うようなハンドバッグで重要な品を持参する勝男。

ジュエリーボックスの中身は、ジャスティン父と母の若かりし日々の思い出の品々でした。家族写真かな、と思っていましたが、出てきたのは恋人時代であろう二人の写真。ジャスティンと勝男にとって、母親が自分たちも写った家族写真を大切にしていることよりも、父親との幸せな日々を今も大切にしていることの方が嬉しいですよね。

 

こんなところで終わってしまいました。第24話は時間も短かったのですが、冒頭の部分が前回とかなり重なっていたので、ずいぶん短かったですよね。次はいよいよ最終回。それぞれの両親、環真とジャスティン、3組ともうまくいってもらいたいです。そして、かわいい妹、勝男にも、幸せが訪れて終わってくれたらまさにハッピーエンドです。