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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「アニキに恋して」 第1話

先週終了した「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)の枠で、「アニキに恋して」(愛上哥們)が始まりました。

これ、見たかったんです。

 

このドラマを知ったのは、ホームドラマチャンネルさんの同じ枠で「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)の前に放送されていた「幸せが聴こえる」(聽見幸福)を視聴している時でした。

ハジメちゃんの義妹フェイフェイ(陳語安)がかわいいので調べていたら、当時、台湾放送中だった「愛上哥們」に行きつきました。そして、「愛上哥們」の説明を見ると、ボーイエン(ショーン:邵翔)は出ているは、主題歌を歌っている人(Bii)は出ているわ、「幸せが聴こえる」メンバーが複数ご出演。

そして、何より、あのディラン神父が主演しているではないですか。

↓当時の感激。

「幸せが聴こえる」 第31話 - 天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

 

ディラン神父は、「ハートに命中!100%」(命中注定我愛你)に登場する第二男性主役。イーサン・ルアン(阮經天)演じるアホキャラ主人公ジェイに比べ、ヒロインへの配慮もスマートで、驚くほど余裕のあるかっこよさが印象的でした。その後、ディラン神父を演じたバロン・チェン(陳楚河)は順調に活躍していたようですが、彼の出演作が日本放送されることはなかったので、ディラン神父として心に残ったまま早7年。

ついに、ディラン神父ではないバロン・チェンが見られます。

 

第1話は、いかにも台湾ドラマ、といった感じのおもしろさで、あっという間に終わりました。ヒロインのメーガン・ライ(賴雅妍)、「幸せが聴こえる」組、両親役、さらには子役と、これまでに見たことのある俳優さんがほとんどで、妙な安心感があります。

先週まで放送されていた「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)とはかなりタイプが違いますね。

 

この2作品は、台湾では同じ時間に放送されていました。そして、視聴率が高かったのは、「アニキに恋して」(愛上哥們)の方。全話を通じて同時間帯1位だったようです。一方の「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)は、すべて2位以下。

ところが、先日発表された金鐘獎にノミネートされたのは「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)の方なのですよね。iPad攻撃や韓国観光地アピールが気になるのですが、審査員にはこちらが好まれたようです。

視聴率も、放送枠自体が持っている数字があると思いますし、いずれも作品の評価の一側面に過ぎませんが、対照的なところが興味深いです。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

冒頭、海辺に佇み幼少期を振り返るドゥ―・ズーフォン(杜子楓)。子楓は、銃で狙われた男性を助けたことで、その男性夫婦の養子になります。そしてこのお父さんが極道だったために、設定どおり「ヤクザの御曹司」に。

 

バロン・チェンがヤクザの御曹司。やはり、意識的なキャスティングでしょうか。

彼がディラン神父で注目されたとき、かなり話題になりましたので、ご記憶の方も多いと思いますが、バロン・チェンのお父様はその道のエライ人。すでに他界されている、というところも役柄と共通しています。偶然にしても、俳優さんの実生活と重なる役柄というのは興味を引きます。

 

ヒロインのヤーヌオ(亞諾)が男装の理由があまりに単純で脱力しました。たった一人の占い師の言葉を信じて26歳になるまで娘を男として育てる決意をするというのは、いくらドラマでもあまりに非現実的です。さらに、馬が暴走したところに都合よく子楓の母と妹がいて、子楓の目の前で亞諾が彼の妹を助けるなど、偶然の重なりも非常にベタです。

でも、なぜかおもしろい。コテコテでも、それも含めて楽しめます。

 

子楓は養子ですが、両親との関係は良さそうですよね。いったいどんな青年なのでしょう。母親は本人の目の前で、友達がいなく独りぼっち、と言っていましたし、妹が同情するような目で、兄は威厳に満ちて見えるけれど内心は孤独に耐えている、と説明していましたが、それを平然と聞き、僕には母さんと子涵がいるなどと優等生回答をする様子からは、母親たちの言葉通りということもなさそうに見えます。そもそも、こんなこっ恥ずかしい説明は、本人のいないところでやるものです。そして、ヒロインが涙する、というのがドラマの定番。いい大人になった子楓に向かって孤独さを周囲が語る場面は、見ているこちらが恥ずかしいです。

 

亞諾は女の子に戻るまであと100日。意外にもその日は近くに迫っています。

メーガン・ライの男装は、顔が小さく長身で腰回りが細いので、特に動いている場面では違和感がありません。ただ、かつらとわかる髪型だけがちょっと残念。表情や仕草、話し方も男性的に演じていて、工夫したんだろうなあと思ってしまいました。宝塚の男役みたいな感じですよね。女子にモテるのも納得です。男性役なので薄化粧で、武道のシーンはほぼすっぴんに見えましたが、とてもきれいです。メーガン・ライは1979年生まれ、撮影当時で35-36歳なので、10歳も年下の役を演じていたことになりますが、本当に20代に見えます。メーガン、がんばれ(もう終わっているけれど)。

 

まだ登場人物の紹介も終わらない程度の進み具合で、ほんの入り口といった感じで終わりました。早く第2話が見たいです。