天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「超級☆大英雄~遥かなる時空を超えて~」 第1話~第7話

「超級☆大英雄~遥かなる時空を超えて~」(超級大英雄)が、先月からBSで放送されています。このドラマは昨年視聴したのですが、その時はDATVさんの壁が高く、吳慷仁が出演する直前の13話から見始めました。ここに最終回まで書き終わったあと、再放送で前半もさらっと視聴したのですが、せっかくBSに来たので始めから見てみることにしました。

 

ひとことで書くと、大東の大東による大東(ファン)のためのドラマ、といった印象。これ、悪い意味ではありません。

カジュアルな雰囲気やノリで作られているけれど、大東演じる暁東の事務所はこだわりを感じるセットになっていて、大東の衣装もまた、他の人は着ないような凝った衣装で、端的に言ってすごく大東っぽいのです。カッコよく決めた大東だけでなく、コント芸人のような大東も見られますし、ヒロインは結果的に何度となくコスプレ状態になっていて、とにかく色々な意味で彼らしく、大東ファンがすごく楽しめるドラマになっていると思います。

昨年、後半を視聴した際には、もっと大東が登場した方が良かった、と思ったのですが、あらためて最初から見たらどんな印象になるのか、ちょっと楽しみです。

 

ここまで、いいなあと思ったのは、モー・ハン(莫涵)。年齢の割にとても子供っぽいのですが、まったく違和感がありません。あまりに幼いので、黄色いショルダーバッグを斜め掛けにしていた時には、幼稚園児をイメージしたのかと思ってしまいました。莫涵は、その表情や態度から暁東を好きなことが全員にバレバレで、暁東に助けられた過去を思い出せば徐嘯天が茫然とするほどに大粒の涙を流す天然女子ですが、キミ・レン(任容萱)が演じるとその天然っぷりも自然に見えます。彼女が過去からやってきた二人の警戒心を解いてしまうのも納得です。

 

暁東たちの中学時代のエピソードほか、全体にも、ちょっとゆっくり気味に進むので、ゆるやかな気持ちで視聴しています。

 

クーシャン(可尚)は後半の印象よりも隙があるキャラクターだったのですね。莫涵のプリン、あんなお子様プリンをあげる莫涵も莫涵ですし、あの程度のデザートにやられてしまう可尚も可尚。この人たち二人のシーンは周囲にはわかりやすいのに当事者間は通い合わないところがかわいいです。

 

事務所の側を流れているのは愛河でしょうか。室内のシーンの背景に大きな川が流れているって、いいですね。二度目のせいかもしれませんが、ロケ地が気になります。