天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「超級☆大英雄~遥かなる時空を超えて~」 第8話~第14話

「超級☆大英雄~遥かなる時空を超えて~」(超級大英雄)第8~14話。

序盤のゆっくり進行より少しテンポアップし、内容も膨らんできましたね。

 

第13話から視聴したときと印象が変わった点は2つ。

ひとつは、登場人物が増える楽しみです。大衛、徐菲、龍龍といった人物が中盤あたりから登場してきますが、人物が増えるたびにお話が広がり、深まっていきます。第15話に登場ずる彦軍や悪役チームまで出揃ったところから視聴するのとは違い、変化が感じられます。

もうひとつは、謎解きの感覚をより味わえるということです。中盤から視聴したときよりも、明の時代から来たのは二人だけではなく他にもいる、という発見に似た感覚が楽しめます。

 

吳慷仁目当てで視聴したドラマでしたが、このドラマのお気に入りキャラは、モー・ハン(莫涵)です。

莫涵はまるで小学生のようで、どこまでが役柄がどこまでがキミ・レン(任容萱)の幼さによるものなのか区別がつきません。子供っぽく見た目はかわいらしいものの、クーシャン(可尚)の前で「私の暁東哥!」と言って彼を傷つけたり、映画の誘いにシエンティン(顕婷)と行けばと答えたり、故意でなければいいのか、という言動がしばしば。もし本当に可尚が顕婷と映画に出かけて接近でもすれば莫涵には好都合なわけで、天然ほどこわいものはありません。

 

その莫涵にやられっぱなしのクーシャン(可尚)を演じている王家梁は、日本放送された「夏の協奏曲」(戀夏38℃)、「逆転!赤ずきん」(大紅帽與小野狼)、「僕らのメヌエット」(妹妹)にも出演している、という話を以前書きましたが、

「超級☆大英雄~遥かなる時空を超えて~」 第17話・18話 - 天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

現在日本放送中の「アニキに恋して」(愛上哥們)にも出演しているようです。知りませんでした。「愛上哥們」の映像の中では見たことがないのですよね。日本放送分にもまだ登場していませんが、登場する日が楽しみです。

 

前半に特に見られていたコント並な路線は、もっと強く押し出してくれても良かったのに、と思ってしまいました。その方が全体に勢いが出て良かったように思います。こういったオーバーな演技をする大東は生き生きしていますし、とても得意そう。

 

シャオトン(暁東)が反応してシートン(西東)になる音が顕婷の携帯着信音は、「十面埋伏」。こんな古い曲を顕婷が携帯着信音にこの選曲をするというのも縁ある証でしょうか。「十面埋伏」、すっかり忘れていましたが、映画「LOVERS」の原題でしたね。懐かしい。

 

さて、第15話からは、ついにクリス・ウーさんが登場します。