天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「アニキに恋して」 第9話

「アニキに恋して」(愛上哥們)第9話。

 

自分を守ってくれて、心配もさせる。亞諾が子楓に魅かれる気持ちがよくわかります。そのうえ心配させたあとの自信たっぷりの表情がまたずるい。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

子楓に対して女の子の気持ちで接してしまう亞諾がかわいいです。こんな風に守ってくれて、でも守り切れずに心配させて、心配させつつ自信満々って、子楓、ずるい。女の子相手にこの態度だったら気障に思えたりやり過ぎに見えたりするところですが、あくまでも男友達相手にこの態度なわけで、そこがなんとも魅力的です。彼女の前でだけ心をひらく男性という設定よりも、ひとりの男友達にだけ心をひらく男性という設定の方が、魅力的に見えますよね。

 

竹矢が飛んで来た時は笑ってしまいました。武侠ものか。

 

缶の中身に気づいた子楓。亞諾はどうやって切り抜けるのかと思いましたが、意外にも正直に答えてしまいました。女の子であることを隠すためとはいえ、亞諾が子楓に嘘をつき、子楓の信頼を失ってしまうことが心配だったので、ちょっと拍子抜けながらもホッとします。

シャオチン(小菁)が亞諾に髪留めをつけた理由以外は本当ながら、聞いた側からすれば隠していた理由が釈然としないはず。でも疑われないんですよね、亞諾。子楓は信じきっているのか鈍感なのか、これまでもけっこうチャンスを逃しているので、後者なんでしょうね。

 

子涵を慰める子楓は頼りがいがあります。子楓は恋人としてはちょっと安心感に欠けるけれど、兄として見ると包容力もあるし安心できます。子涵がうらやましい。

そんな子涵に亞諾との中を祝福されてしまう子楓。子涵は兄と違って鋭いです。さすが女子。的確な指摘に、男性を愛したのかと思い悩む子楓。気の毒すぎます。

 

ボクシングシーンは、バロン・チェン(陳楚河)だから、でしょうか。衣装もセットもこだわりを感じてかっこいいのに、悩みが自分への男色疑惑という…。

 

次回もまだ男色疑惑に悩むようで、楽しみです。

そして、花拓也を苦しめた親分(南刑天)の登場も!