天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「アニキに恋して」 第13話

「アニキに恋して」(愛上哥們)第13話。

 

亞諾、使う便箋が女子。

本日の子楓は王子様。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

「世界中の人が反対しても俺から離れるな」。

ヤーヌオ(亞諾)のチケットを奪って破り捨て、

亞諾の鞄をつかみ彼女を連れ去るかのように空港を出る。 

気障に登場し、王道を行くキラキラ台詞を吐く。

本日の子楓は王子です。

 

この人、すごくかっこつけて気取っているのに、それが決まるんですよね。バロン・チェン(陳楚河)は、かっこつけてるところを含めてかっこいいです。

 

お互い、相手を失いそうになるたびに心底心配し、失いたくないと思う。もう男でも女でも同性でも異性でも、なんでもいい感じがしてきました。亞諾と子楓に幸せになってほしい。

 

子楓のオフィスに呼び出されたナナ(娜娜)。まるでお兄さんお姉さん達に呼び出された妹のようです。子楓と娜娜には明らかな歳の差を感じますが、二人のやり取りを見ている青陽までも妹を心配する兄のよう。

 

自分たちはグダグダな割に、娜娜を信頼する青陽には敏感な子楓と亞諾。こういうところでは大人を発揮。

この場面、青陽が娜娜への思いを疑われて釈明するところを何度も見てしまいました。

(なぜなら)、(彼女は)おじさんの娘だから、

という時の話し方と仕草が、歌のフレーズを教えているかのように滑らかなのです。こういう台詞はときどきありますが、もっと論理的に押すように聞こえることが多いので、いい意味で違和感があって、話す時のリズムと流れがとても心地よく感じました。日本人が聴くからこそ、かもしれません。

 

普通の女性になった亞諾がきれい!

これまでの男性の女装状態とは大違いです。

子楓に何度も見られながらも見事にすれ違って正面からは出会わない。

クリスマスのオブジェを挟んで独り言と電話の言葉が会話になる。

とてもドラマ的ですが、きれいで、長くても飽きないシーンでした。

 

気づかぬまま過ぎ去るのかと思ったら、予告で女亞諾と子楓が並んでいる。