天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「アニキに恋して」 第14話

「アニキに恋して」(愛上哥們)第14話。

 

今回はたくさん動きました。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

ヤーヌオ(亞諾)の目の前に、願ったとおりにズーフォン(子楓)が現れました。

願い事の無駄遣い。

女性の姿のまま子楓と対面してしまった亞諾ですが、「What?」と来るとは思いませんでした。

危機にある亞諾のもとに、ヤーチー(亞琪)と呼びながらやってくるシャオチン(小菁)。相変わらず機転が利きます。

 

亞諾の双子の妹、亞琪になった亞諾は、子楓が話す亞諾の話に喜んだり怒ったり、子楓への思いを兄の言葉として伝えたり。二人にとっては、いい時間になりましたね。

 

でも、双子の妹まで創作してしまったせいで、話はさらにややこしくなってきました。

亞琪に会った時に女装したお前かと思ったと話す子楓に、あなたが会っている人が男装しているんですと教えてあげたいです。

 

ズーハン(子涵)はとグァンチャオ(廣超)はさらに接近しそうです。廣超がお年寄りを助けたことに大きく心動かされるなんて、子涵、いい子。子涵は気の強い我儘お嬢様ですが、素直で家族思いですし、心根は善良なのでしょうね。

 

タイの風習の真似として川に灯籠を流すシーン、以前であれば、ランタンを飛ばしていたのでは、と思ってしまいました。「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)のダーホァはグァンジュンのお嫁さになりたいと書いたランタンを飛ばしていましたし、「幸せが聴こえる」(聽見幸福)でも思い出のシーンになっていました。観光番組でもよく目にするランタンですが、昨今は、私が見ている範囲だけでも反対する意見を目にします。飛ばせばいつかは落ちるわけで、ゴミになるのはもちろんですが、火が付いたまま落ちてきて被害が生じることもあるらしく、危険性が指摘されているようです。風習としてはともかく、ドラマで気楽に飛ばすことは避けた方がいい状況なのでしょうね。灯籠も最後はゴミになりますが、回収ができますものね。

 

子楓「亞諾に思いが伝わりますように」

こちらもまた、願い事の無駄遣い。

亞諾が女性とわかれば解決することばかりに見えていた二人ですが、亞琪の登場で少し複雑になってきました。その方がおもしろいけれど、この二人が離れるところは見たくないので、亞琪には早めに出国してほしいです。

 

突然同居することになった父につらく当たるナナ(娜娜)。娜娜の気持ちを理解しつつも、親分(違います)がけっして惨めでなくいい人なので、つい父親寄りになってしまいます。

父親の優しさを感じながらも受け止められない娜娜に、機会をつくることを話す亞諾。この場面、やってきたのは青陽かと思いましたが、亞諾でした。娜娜はここまで、青陽の相手として登場していて、この二人の話が別立てのように見えていたので、ここで亞諾が登場してよかったと思いました。

 

ついに子楓の父が登場です。

今回はどんどん話が動きます。

子楓父は、事件に巻き込まれて帰国できないだけで、いずれいかにも極道な感じで再登場するかと思っていたので、この登場はまったくの予想外。

このドラマは、亞諾と両親、子楓と養父母、娜娜と父親、子楓の幼なじみたちと彼らの父親世代、と、多様な親子関係が描かれているのもおもしろいです。