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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「アニキに恋して」 第23話

「アニキに恋して」(愛上哥們)第23話。

回の切れ目の問題だと思いますが、ちょっと話が沈滞気味。全30話なので、ここから終盤の盛り上がりに入っていくでしょうか。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

ズーフォン(子楓)が義兄弟であるヤーヌオ(亞諾)に恋していると思い悩む母、鳳姐。これまで家のことを任せ子楓の人生を犠牲にしてきたと、母としての責任を感じて悩む鳳姐は本当にできた母親です。いつもはわがまま放題なズーハン(子涵)が、穏やかに母を慰めます。愛し合っているなら性別は関係ない、という子涵の言葉は、亞諾が本当に男性ならジーンと来るのかもしれませんが、女性ですし、隠さなければならない事情も数十日後、もしかすると十数日後の誕生日がくれば消え去ってしまう事情なので、大丈夫ですよみなさん、という気分になってしまいます。

 

亞諾と子楓が男同士であっても恋人になろうと決意して以降、ドラマとしては少しつまらなくなってしまいました。子楓がストレートに愛を伝えるのはいいとして、亞諾がさほど葛藤を見せずに喜んでいる姿を見ていると、彼女が自分が女性であろうと男性であろうと受け入れられる安心感を得たように見えて幸せな結末が想像できてしまうので、二人のシーンがお気楽タイムになってしまいます。たとえ幸せな結末が見えていても、もう少しスリリングな展開やコミカルな展開があれば印象が違うのかもしれませんが、二人を揺るがすような出来事もなく過ぎているので、亞諾と子楓がもっとも気にならないカップルになってしまいます。

とはいえ、内線を使った亞諾の愛情表現ににやける子楓の様子はおもしろいですし、メーガン・ライとバロン・チェンの二人は見ていて楽しいので、やり過ぎなまでにカッコつけたバロン・チェンが間抜けに見える場面などをもっとうまく取り入れてくれたらいいのに、と思います。もっと弾けた二人が見たいです。

 

チンヤン(青陽)がナナ(娜娜)にうさぎをプレゼント。前回、好きな動物はうさぎ、という娜娜の言葉をしっかり聞いていましたものね。

一番好きな動物だからといって、生きているそれを贈られて嬉しいか、という疑問はありますが、幸い、娜娜は喜んでいます。

ここで流れる「逆時光的浪畢」!

もはや娜娜と青陽のテーマのようです。

本当に合うと思うのですが、青陽を演じているBii(畢書盡)が歌っているということは関係ありません。むしろ、言われなければ気づかないほど、台詞の声や青陽のイメージと歌声やBii自身のイメージは違います。それでも、「逆時光的浪畢」は青陽と娜娜にぴったりなのですよね。

 

記憶を失くしたままの子楓父(光柱)が、本来の自分の家に戻り、妻である鳳姐の手料理を味わいます。その味を覚えているという夫の言葉に涙ぐむ鳳姐。この柔らかな女性らし、そして華やかさ、前に出ずに待つ包容力、男性的とも言えそうなサバサバした感じ、こういった要素が同居している鳳姐は、劉瑞琪さんの魅力も相俟って素敵です。

 

亞諾は、子楓の両親が結婚30周年の時に記念写真を撮る約束をしていたことを、光柱に伝え、協力を求めます。子楓の願いを叶えてほしい、と。同居人への気遣いから断るかと思われた光柱ですが、笑顔で快諾します。意外に簡単。

 

あまりに狙い過ぎた台詞、「お前の体も喜ばせてやるよ」、でしたが、子楓の表情の変化や亞諾に翻弄される様子はおもしろいです。すでにお互いの思いを確認しあっているので、バランスとして、こういったシーンの方が楽しめるように思います。

 

青陽が娜娜に送ったうさぎの名前は過来。そのまま日本語にすると、(こっちに)来て、という感じだと思いますが、どんな願いや思いが込められているのでしょうか。

 

この回の最後は、鳳姐と光柱の記念撮影でした。一家の家族写真に納まることになった亞諾。まあ杜一家4人の写真と亞諾入りと両方取ればいいような。このところ亞諾は何かと順調なので、ピリッとした何かもほしくなります。

 

次回は、光柱失踪の理由が見えてきそうです。そろそろ大きな展開がほしいですね。