天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「アニキに恋して」 第24話

「アニキに恋して」(愛上哥們)第24話。このところ誰が主役で何がメインなのかわからなくなってきました。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

 

チンヤン(青陽)に手術することを隠すための言い訳を考えるナナ(娜娜)。友達と旅行に行くという自らの案を、友達が少ないからバレる、と却下する様子に、その通りだと納得していたら、代案がなかったのかそのまま使いました。察しのいい青陽が気づかないはずもなく、察した上で、気分転換になるとあっさり賛成します。

青陽は娜娜をデートに誘います。行き先はお寺。青陽は手術の前に祈りたいのかと思いますが、娜娜にしてみれば、なんでお寺。でも、青陽は言い訳もスマートです。海外旅行の安全祈願、という説明に、たった数日なのにと言われても、無事でいてほしいからと揺らぎません。こういう時は堂々と進んだ方がうまくいくものです。

そして真剣に祈る青陽の姿に、深い愛情を感じます。必要であればどんなに遠くても駆けつける。青陽の王子様発言も、背後にある隠し事と青陽の抑えた表現で甘くなり過ぎず心に響きます。

 

花火の中でコテコテに甘い台詞を言い合うズーフォン(子楓)とヤーヌオ(亞諾)。いつもいつも甘いので、今日も出た、くらいの感覚になってきたものの、このやり過ぎた感じが子楓には合います。

亞諾の作った朝ごはんを嬉しそうに食べる辺りはもはやコントのような盛りっぷり。ジャールイ(哲瑞)に対抗されて嫉妬したり、亞諾の好意を感じて得意げになったり。子楓、こんなキャラでしたっけ。

 

子楓父の失踪に関してどう見ても怪しいハンション(翰昇)ですが、親分(刑天)は翰昇にカフスボタンの話をそのまま伝えます。刑天にとって、子楓も翰昇も義兄弟の息子ですし、仮に疑っていてもそのまま伝えるかもしれませんが、まだ信じている様子ですよね。翰昇は明らかに怪しい反応でしたので、そろそろこの件も動きそうです。

 

アホなシーンのおかげで、最近はまったくやり手に見えない子楓が、2つ目の遊園地計画を亞諾に話します。頼りないなあと思っていましたが、雨宿り辺りからかっこよく見え始め、ホテルで部屋着になった時にはアホな姿を完全に忘れました。

 

キスシーン、激しかったですねえ。

子楓はどう思っているのでしょう。第16話で眠っている亞諾に髪飾りを付けた時に実は気づいていた、にしては、そのあと思い悩んでいましたし、やはり同性でも気にせずこうなのでしょうか。徐々に物理的にも距離が近づいてきたので、頭も心もあまり整理されません。

 

大きな出来事がない中、予告がもっとも衝撃的でした。哲瑞が思い切った言葉を発しています。たとえ対抗しても基本はいいお兄さんに思えた哲瑞が怪我を盾に邪魔者になってしまうのか。なんとか最後までいい人でいてほしい哲瑞。