天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「幸せが聴こえる」 第12話

「幸せが聴こえる」(聽見幸福)第12話、ハジメちゃん義妹の台詞を聞きながら、頼れて優しそうなハジメちゃん(ジャンチェンです)を兄に持ったら幸せだろうなと心から思いました。

 

なんでしょう、この、兄なら大好きなのに恋人だとダメ出ししたくなる感じは。

 

ハジメちゃんこと王傳一は、「悪魔で候〜惡魔在身邊〜」でレイニー・ヤン(楊丞琳)演じるヒロインの憧れの男性を演じていたり、マイク・ハー(賀軍翔)と兄弟役を演じていたりするイケメン枠の俳優さんだと思いますが、典型的な美形とは若干異なります。

かつて「マイク・ハーとよく似ていると言われる」と笑顔で普通に話すハジメちゃんを見たときの衝撃は10年近く経った今も忘れられません。

似てる、かも、しれないけど、何かが違う…。

それなのに、けっして嫌いになれない、むしろ好きになってしまうハジメちゃん。

大人なカッコよさで安心感を与えてくれるハジメちゃん。

第12話も良かったです。

 

以下、ネタバレしているので、たたみます。

 

 

事故のあと、ユーシーが社長(ジャンチェン)を心配する様子がいいです。

自分のことよりもまず彼を心配して駆けつけるのですが、恋人を思い駆け寄る女性にありがちな激しい感情表現はなく、むしろ包容力のある穏やかな雰囲気のユーシーに、ジャンチェンへの深い思いを感じます。

こういう心からの関心を寄せられるって幸せですよね。幸せの足音が聴こえます。

 

そして、ついにジャンチェンは手術を決意。

ハジメちゃん、番宣インタビューで、最初は視覚障碍者の役で~、と語っていたけど、もう12話だよ。長かったわ。

 

ようやく手術も決まってせっかくいい感じなのに、来てしまいました、忘れたころに、クッキー姉さんヤーティーが。

ヤーティーといる時のジャンチェンがユーシーといる時とはまた違う種類の優しい表情を見せるので、ユーシーは大切にされているけれど子ども扱いなんだわ、と感じてしまいます。

それでも、映画に連れて行ってくれるジャンチェンは素敵。

 

そんなところで終わってしまいました。早い。

おもしろいドラマは終わるのが早いです。

この先、波乱がありそうですが、ユーシーとジャンチェンには悩まずゆっくり愛を深めてほしいなあ。