天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「金蘭良縁」 40話・41話

金蘭良縁、第40話と第41話。

柳文昭がどうしようもない人で悪としての魅力も半減してしまいました。阿貴もきっと泣いているわ。

 

以下ネタバレありです。

 

 

 

元宝、これぞ本物のイケメンホームレス犀利哥。

元宝役が霍建華で本当に良かったです。

 

文昭はもうちょっと悪なりにしっかりした人かと思っていましたが、どうしようもない感じで失望しました。

文昭「なぜ私との将来に目を向けない?」って、え?、は??、いつ麒麟と文昭がそういう感じになりましたっけ?

………。

第二皇子に怒られてきなさい。

 

文昭は柳家のために、あるいは高みを目指すために第二皇子について暗躍しているのかと思っていましたが、この辺り、すっかり恋愛問題が優位になってしまったようです。

 

叔母の金夫人への怒りの内容も、自分たちより元宝を大事にしてきた、元宝と差別してきた、というもの。たとえ実子でなくても元宝は息子、文昭は甥ですから、元宝を大事にしても不思議ではないですし、甥を大事にしてきたことは事実なので、十分にありがたい叔母上だと思います。

それでいて要求は金家の事業と軍器所だという柳文昭。それ、金家のものなので、柳家の文昭に譲る筋合いないと思うんですけどねえ。文昭の話はどれも筋が通りません。

小さい男だ柳文昭。

 

そんな文昭に金夫人は見事な正論で対しますが、正論が過ぎると受け入れられない、という典型のような隙のない論述で、文昭にも、見ているこちらにも、十分には届きません。

金夫人は好きなのですが、ここはドラマとして、ちょっともったいない気がしました。

 

そして倩倩。いい子です。わがままお嬢様のようでいて、周りの人のことを思い苦悩する倩倩。

倩倩が元宝を庇うのはエンディングの映像からも察しがついていましたが、唯一の肉親である兄への思い、唯一愛した片思いの従兄への思い、母代わりである叔母への思いを心に、従兄を守って兄の刃で死んでいく姿はあまりに不憫です。

 

ところで、第40話で働き始めた元宝の職場に、なぜか3人だけ上半身裸の人がいて、直前に筋トレでもしたかのような立派な体形で、さらにはオイルを塗ったように体をテカらせて元宝の後ろを何度も通っていたのですが、あれは何だったのでしょう。

台湾ドラマにある男性主役のシャワーシーンみたいなものでしょうか。でも、霍建華が脱ぐわけじゃないですしねえ。

 

あと4話。すっかりクズ化した文昭はどこまで走るのでしょうか。

そして愛しの第二皇子はいつ出てきてくれるのでしょうか。