天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「カノジョの恋の秘密」 第26話

「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)第26話。

 

テリー、ついに幻覚が。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

テリー派でも、ダーホァがグァンジュンの前でテリーを心配する様子を見るのはなんともつらいです。

せっかく、ダーホァ、グァンジュン、アシー、ダーリーの4人で集まっているのに、表情の暗いダーホァ。リャンエンの替え玉だったことが世間に広まると、と話すので、自分がどうしたらいいかという心配かと思いきや、テリーの心配。アシーが、人目を気にせず暮らせてグァンジュンとも堂々とデートできると話し、ダーホァにもグァンジュンにも笑顔が浮かんだものの、ダーホァは再びテリーの心配。

テリーは確かに窮地に追い込まれるでしょうけれど、彼は覚悟を決めているし、仕事上はとてもしっかりした人です。それでもここまでダーホァに心配させるのは、テリーのあの光吸収力すさまじい暗い表情がいけないんじゃないかと。

そしてテリーの心配ばかりしているダーホァを見つめるグァンジュンはずっと沈んだ表情で、一言も発しません。ダーホァが旅立つ前に4人で遊園地に行ったときには、あんなに楽しく幸せそうだったのに、ようやくグァンジュンの気持ちがはっきりした今、こんな重苦しい雰囲気になるなんて。

もしテリーがダーホァを好きになりアタックしたら戦うか、とダーリーに聞かれたグァンジュンの答えは、ダーホァを信じている、カネにはなびかない、でしたが、そうじゃないでしょー!グァンジュン。ダーホァを試すようなことを言っていないでしっかり彼女をつなぎとめてください。それに、もしダーホァがテリーに傾くとしても、それはお金ではないでしょう。グァンジュンは、家のお金のことで整形までしたダーホァを守れなかったという思いがあり、男性として地位も経済力もあるテリーを相手に強気になれない面もあるのだと思いますが、ダーホァが戻ってきた今は、先を見て、ダーホァを守りつなぎとめてほしいです。

 

テリーがキスなんてしたから、熊さん返却も一苦労。

 

テリーがダーホァに熊さんを返すとき、その熊は君の宝物だろ、グァンジュンと同じくらい、と言うのですが、ここで一瞬、ダーホァの胸元に視線を向けるテリーにすっかり打ちのめされてしまいました。台詞にある、君の心の中、のタイミングで静かに視線を向けていますが、そこにいるんだろ、と言うかのような向け方で、ダーホァの立場で、ぐっと迫られるような感覚になってしまいます。そして、テリーの、いや、吳慷仁の沈んだ表情には、相手を心配させる不思議な力があります。ダーホァがんばれ。

 

お互いを気遣いあってお別れ、のはずが、あわや交通事故でテリーがダーホァを助ける。ドラマでしか体験できない展開ですが、ダーホァとテリーなら許せます。

 

あー、ダーホァがテリーを好きになっていく(涙)。

こんなにもテリーが好きでテリーを応援しているのに、ダーホァがテリーの方に行ってしまうことに、なぜか悲しいような、寂しいような気分になります。

「家と言ったのは私の家のことです」、ダーホァ、それは家に到着する前に言いなさい。

 

テリーといるところをグァンジュンに見られたくないから家の手前で車を降りたのに、手前で降りたせいでテリーに背負われた姿をグァンジュンに見られるダーホァ。大失敗。しかしグァンジュン、そこで後ずさるとは、がっかりの極みです。テリーに代わって背負うとか、なぜオウヤン社長がいるのかときつい言葉を発してみるとか、明るく何事もないようにお迎えするとか、心を隠し道化のように登場してみるとか、なんでもいいから前に出てほしいです。

これはもしかすると、グァンジュンが溫昇豪だから、グァンジュンなら行ける、と要求が高くなってしまうのかもしれません。もし、もう少し若手のお兄さんだったら、とてもテリーには勝てないと思って黙って立ち去っても、そんなグァンジュンのせつなさを理解できる気がします。溫昇豪はテリーに勝てそうなのがまずいです。

 

ダーリーが率直に話してくれるのはありがたいです。あの人はきっと姉さんのことを好きだ、と。そして、もしも、と強調して、姉さんも彼を好きになったら、と。グァンジュンにはテリーと自分を比較することなく、自分自身と向き合って、ダーホァを幸せにできる男になってほしいのに、なかなかうまくいきません。

 

テリー、ついに幻覚が。

食卓でも、プールサイドでも、ピアノの前でも、テリーの(幻覚の)中のダーホァはリャンエンを彷彿とさせる甘い雰囲気です。「僕は愚かだ。愛してくれない人を愛するなんて。」これはテリーが言うとぐっときます。テリーは傷心モードのときが素敵なので、しばらくこのまま落ち込んでいてもいいような。

 

報道陣がダーホァの家に押し寄せ、グァンジュンが助けてくれる?!と思ったところで終了しました。

 

ダーホァの心を落ち着かせてあげるためにも、グァンジュンにはここでしっかりダーホァを守ってほしいけれど、予告映像を見ると心配です。