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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「カノジョの恋の秘密」 第28話

「カノジョの恋の秘密」(金大花的華麗冒險)第28話。

 

テリーが王子様に見えました。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

ダーホァママが、グァンジュンの本心を尋ねてくれました。兄妹というグァンジュンの答えに、ダーリーもダーホァもダーホァママも、そしてこっちもがっかりです。ダーホァのことを思うからこそ、という一面があるにしても、ダーホァのためにまったくなっていないので、グァンジュンに失望してしまいます。そして、とどめのように、リャンエンにそっくりだからテリーの方が似合う、の一言。望んで整形したわけではないダーホァは傷ついたに違いありません。

 

徹底してダーホァを受け入れないグァンジュンですが、どう見ても本心ではありません。さらに、ダーホァ本人やダーホァママ、ダーリーたちに何度もチャンスをもらっているのに、それでも拒み続けるグァンジュンを見ていると、ダーホァへの思いよりも彼自身の卑屈さを感じてしまいます。いくらクズ旦那を演じても素敵な溫昇豪とはいえ、このままではグァンジュンから心が離れてしまいそうです。

 

テリーが王子様に見えました。

 

傷ついて雨に打たれ、天を仰いでふと前を見たら、吳慷仁の姿をしたテリーが立っている。

これなら何度でも傷つけるかも、と混乱します。

 

こんな時にテリーと出会っても、一気にテリーに泣きついたりしないダーホァが好きです。そして、何と言われようとここにいると言うテリー。距離を置いた関係とわかっていても、久しぶりの二人に温かな気持ちになってしまいます。

 

テリーはダーホァの心にいるのはグァンジュンと知りつつ(思いつつ)、それでもダーホァを好きだと話します。「君がつらい時そばにいてあげたい」「君のことを思う時会える存在でいたい」「元気な姿をみたい」「それだけでいい」。普通に考えると、少々重い気がしますが、テリーがダーホァに溺れた様子を見せないところや吳慷仁のある種のドライな持ち味が功を奏し、とても甘い瞬間に見えてきます。

ダーホァに自分をリャンエンと間違えていないかと尋ねられ、当初は困惑したことを話す時のテリーは、余裕のある笑顔が消え、心の奥を突かれたような表情を見せます。リャンエンを失った時期の深く傷ついたテリーを思い出してしまいました。でも、今はもう、テリーの中では明確にダーホァで、そのうえでダーホァを大事に思っているのですよね。

 

テリーは頭がよく、とても真っ当な人です。ダーホァと出会った直後にグァンジュンの元を訪れ、問いただし、本心を語らないグァンジュンに核心を告げます。‟グァンジュンはダーホァを自分に譲ろうとしているけれどそれはダーホァが傷つくだけ”、‟彼女と向き合わずにこういう形で相手を傷つけるなんてただの臆病者”。本当にその通り。この時点で、わずかに残っていたグァンジュンとダーホァが結ばれる結末への願いが完全に消えました。もう絶対にテリー。

テリーはグァンジュンにダーホァと距離を置くように求め、切り捨てるかのような態度を見せながらも、去り際には、グァンジュンの弱さに失望した、ダーホァが悲しむ気持ちがよくわかる、と言葉を残します。テリーは真に優しい人なのでしょうね。

 

元気で若いのに風邪から肺炎のダーホァ、まさに心労。

 

娘との関係を終わりにしてと言うダーホァママと、それを了承し、もう来ませんと言うテリー。ダーホァは本当に混乱しているし、それを見るダーホァママのつらさはとてもよくわかります。そして、ママの言葉に何も言い返すことなく受け止め、一歩一歩後ろに下がりながらもう来ませんと答えるテリーはとてもせつないです。この後ろに下がる様子はほぼアップなので足元までは見えないのですが、テリーの思いが伝わり印象的です。

 

グァンジュンはダーホァがうわ言で自分の名前を呼んでいる瞬間を見てもテリーを呼んでしまうのですよね。テリーが来たらダーホァはもっと混乱するでしょうに、自分がダーホァを諦められないからなどと言いながらテリーを呼んでしまうグァンジュンに、またもやがっかりです。

 

がっかりしたくないのにがっかりさせる男グァンジュン。挽回するチャンスは残り4話にあるのでしょうか。