天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「結婚なんてお断り!?」 第13話

「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)第13話。全25話なので、半分を過ぎてしまいました。

 

押し花って、そんなグシャっとしたものでしたっけ。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

ションナン(勝男)のチエンヤオ(前躍)への告白は、現在進行形ではあるけれど過去からの卒業のようでもあり、必要なステップだったんだなあと見守る思いで見てしまいました。

好きだと伝えられなかった後悔も、ホァンジェン(環真)との交際を知った時のもっと努力していたら、もっと美人だったら愛されたかもしれない、という思いもわかります。そして何より、行動しなかったことの後悔。これから先どうなるとしても、勝男はひとつ先に進めた気がします。

 

環真、無事でよかった。これでもし被害に遭って、急に弱い女になられでもしたら、ついて行かれません。環真は「本当は弱い私」アピールをしないところが魅力のひとつなので、強気なヒロインとして走ってほしいです。

 

環真を守ったのは、勝男と前躍。誰よりも心配したはずのジャスティンは蚊帳の外。

「僕の彼女です」、がなぜ言えないジャスティン。

当然、妹は御見通しです。「平静を装っちゃって」。言ってやれ言ってやれ!

 

前躍が環真に接近する理由は何なのでしょう。単に接近するというより、好意があるフリをする理由が読めません。兄である社長に向けて、自分が好きなのは環真だと思わせることで兄が環真を奪うように仕向けることが狙いだとしても、それによってどうしたいのかがつかめません。何か見落としたでしょうか。

 

パパラッチのようなハオ兄妹。

環真を心配して電話をかけたり、防犯カメラを直したり、警備員の巡回を増やすように交渉したり、ジャスティンは気が利いて優しいです。警備員に説明した時のように、環真本人にも率直な気持ちを環真に話せばいいのに。

妹の勝男も、中身は優しい女の子。会社に送ってもらうはずだったのに兄の環真保護活動に同行し、兄が帰らないと知ると、兄さんが心配だからと一緒に残ります。勝男が残ると言ったときのジャスティンのちょっと嬉しそうで余裕ある笑顔、不満げな表情のままでいる勝男、穏やかに兄らしい包容力を感じさせてコーヒーをおごると話すジャスティン、ご機嫌を直す間もなく当然のようにコーヒーを買いに行かされる勝男。この辺りの二人は、とても兄妹っぽい雰囲気でかわいらしいです。

 

張り込み中のジャスティンのところに環真が夕飯のお弁当を届けてくれました。

環真目線でみれば、自宅前にずっといてくれるジャスティンに心動かされるに違いありません。でも、実は妹と一緒に張っているわけで、そうなるとまったく違った感情が湧いてきます。説明のつかない、なとも言えないがっかり感。環真がどう出るのか気になります。