読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「結婚なんてお断り!?」 第17話

結婚なんてお断り!?

「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)第17話。

女の天敵は3つ。彼氏の母親、彼氏の姉妹、彼氏を略奪する女。

「母親と姉妹に勝てないのは仕方ない」と言う環真にはちょっとびっくりしました。これは文化の違いでしょうか。環真が奥ゆかしく見えてしまいました。

 

冒頭、愛人の話になり、最後に「愛人通り(小三的路)」の文字が写ります。

「小三」といえば、アマンダ・ジュー(朱芯儀)。

「結婚って、幸せですか」(犀利人妻)で彼女が演じたウェイエン(薇恩)が、ヒロインの夫ルイファン(瑞凡)の愛人(第三者)となり、密かに「小三」と呼ばれたことで、この「小三」が第三者を指す言葉として流行語になった、というのは、当時よく目にした話でした。台湾の放送から6年近く経ちますが、「小三」は日本放送されるドラマにもよく登場していますし、流行を超えてすっかり定着したようですね。

 

その元祖小三、ウェイエン(薇恩)を演じたアマンダ・ジュー(朱芯儀)は、2011年「犀利人妻」の放送が終了した直後に結婚、同じ年の10月に金鐘獎受賞、受賞と同じ月に第一子出産、とすごい1年を過ごしていました。当時、大きなお腹でレッドカーペットを歩いていたアマンダがとても印象的でした。

アマンダは、その1年前にはあのチーシン(花痴心)だったんですよね。「秋のコンチェルト」(下一站,幸福)で花痴心を演じた時、彼女はまだ23歳。花拓也を演じた吳慷仁も26-7歳。二人とも初々しかったです。この二人の高校時代のシーンは大好きです。

 

アマンダを思い起こさせた「小三」通りでしたが、環真が小三に負けるとも思えません。しっかり火花を散らしてくれそうです。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

 

やはり戦闘モードの環真はいいです。

か弱い女に化けたり、変装してジャスティンの事務所に忍び込んだり、偽の涙を流したり、彼の部下を手懐けたり。

ジャスティンを心配させるために薄着になって口紅を拭い、さらに唇にファンデーションまで塗って夜風に吹かれる。汚い手口だとは思いますが、本当に寒いのに体当たりで実行する環真は、自分で責任を負う潔さが感じられて、好感すら持てます。

 

環真が変装した状態でジャスティンに出くわし、別人を装って「もしもし母さん?」と電話をするあたりの場面はもうコントのようです。

 

本当に愛し合っているなら距離なんて障害にならないはずでしょ、というジャスティンの後輩、ジンルー(静茹)の言葉は、前回、環真自身が言っていた言葉でもあります。でも、どれだけ愛し合っていても越えられない壁はあるはず。夢、仕事、家族、捨てられない、捨ててはいけないものは沢山あるはずです。静茹は、単なる「小三」かと思いきや、違う形で危機をもたらしました。

 

このドラマの切り替えには毎回やられてしまいます。

夢と愛の狭間で悲痛なジャスティンの表情を見ながら静茹のことをあれこれ考えていたら、静茹と入れ替わりに環真パパとジャスティン母が登場。北極と赤道直下を瞬時に行き来するくらいの振り幅と勢いに楽しく振り回されています。

 

環真もジャスティンも、面倒な人なんですよね。考えすぎて失敗する、というか、現代的というか。静茹とジャスティンは恋愛関係にはないし、環真が一緒にシンガポールに行かれない事情もない。この二人の状況なら一緒にシンガポールに行くことを相談することを考える方がむしろ自然な気がしますが、いちいち面倒なことになるジャスティンと環真。似たところがあって合っていると言えば合っているのかも。

 

その人といることで失うものが沢山あって、得るものがわずかでも、一緒にいて得られるものが重要ならば、その人を選ぶ、ということなのでしょう。人生の選択はそういうものだと思います。でも、その見極めは難しいです。

 

これが最終回でした、と言われても不思議ではないシーンで終わりましたが、この先、どうなっていくのでしょう。