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天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

吳慷仁:第51回金鐘獎「戲劇節目男主角獎」受賞おめでとう!

吳慷仁が、第51回金鐘獎で主演男優賞(戲劇節目男主角獎)を受賞しました。

吳慷仁おめでとう!!

受賞したときは、こちらまで涙してしまいました。

 

プレゼンターとして吳慷仁の名前を読み上げた時の天心の喜び、吳慷仁自身の感極まった表情、曹瑞原監督との抱擁と彼の背中を強く叩く監督の手。。

 

壇上での吳慷仁は、昨年とはとても違っていて、嬉しい、というよりも、耐えてきたものが表出したような、努力がようやく報われたような、深い思いが感じられました。そして、このような位置に来たことへの感謝と責任。

8年前にはいっぱいNGを出していたけれど今ここにいる、監督が評価してくれたことに感謝している、と「一把青」と監督にお礼を述べて、台湾の俳優さんたちに関する話をして、(自分たちは)もっとも才能があるのではないけれどもっとも努力したひとり(になれる、みたいな感じでしょうか)と言って舞台を去りました。

このドラマと監督へのお礼の部分、記事によると「以後的我不會讓你們失望,我會再來,謝謝一把青」と言っていたようです。力強いですね。

 

今回は、受賞してくれたら嬉しいけれど、賞についてはわからないし、吳慷仁にはまた機会が訪れるはず、という気持ちで見ていました。全31話のドラマで第20話までしか出演していませんし、「一把青」は13ものノミネートがありましたので、全体としてのバランスを取られた場合、あまり好条件ではないと思っていたからです。

でも、吳慷仁にはまた機会が訪れるとしても、郭軫には今回しかないのです(当たり前)。吳慷仁というより、郭軫が評価されてほしい。この妙な感覚をずっと持っていたので、この受賞は本当に嬉しく、見ているだけなのに、感動してしまいました。

 

「一把青」は、結局、6部門で受賞しました。

◯「一把青」:戲劇節目獎(作品賞)

◯曹瑞原:戲劇節目導演獎(監督賞)

◯吳慷仁:戲劇節目男主角獎(主演男優賞

◯連俞涵:戲劇節目新進演員獎(新人賞)

◯許英光、姚君、許淑華、嚴振欽:美術設計獎(美術デザイン賞)

◯丁海德:燈光獎(照明賞)

 

他の作品は見ていないので、相対的には何も言えませんが、作品賞と監督賞はおそらく予想通りだったのではないでしょうか。

 

残念だったのはシェリル・ヤン(楊謹華)です。

主演女優賞(戲劇節目女主角獎)は、「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)のアリス・クー(柯佳嬿)が手にしました。この二人なら、シェリルの方が断然良かったと思うのですけれど、うーん…。これについては、両方とも見ているので、どうしても引っかかってしまいます。「結婚なんてお断り!?」(必娶女人)はその扱いから受賞ゼロにはならないと思っていましたが、「必娶女人」としてはロイ・チウ(邱澤)の方が際立っていたと思いますし、うーん…。

でも、これが審査員の結論なのですね。

 

この主演女優賞の発表の後が作品賞の発表だったのですが、ここはちょっと感動的でした。

 

作品賞を「一把青」が受賞し、曹瑞原監督が壇上に向かう時、座席にいたシェリルの手を取り、彼女をエスコートして舞台に上がったのです。監督にとっての主演女優賞はシェリル、といった意思を感じ、ぐっと来たところで、なんと、監督、受賞の挨拶までシェリルに振りました。

審査員に評価されることも嬉しく価値あることですが、ここまで監督に認められるというのは、俳優さんにとって、賞に代えがたい喜びなのではないでしょうか。

 

曹瑞原監督はよほどシェリルが受賞を逃したことに納得がいかなかったのか、授賞式終了後の動画には、どうして謹華が、理解できない、とつぶやく監督が映っていました(一度聞いただけなので間違っていたらごめんなさい)。

 

賞というのは、いろいろな背景がある中で、多様な作品を同じステージに乗せて、審査員が決めるものなので、難しいですね。

何かひとつ条件が変われば、結論が変わったりすることもあるのだと思います。そして、そういった性質ではあるけれど、ひとつの評価でもある。

だから「郭軫」が評価されて、本当によかったと思いました。

 

今年の金鐘獎はこれで終了。

体重も増えて坊主頭で登場した吳慷仁は、中身が充実していることを感じさせ、とてもかっこよかったです。受賞のスピーチも、感謝だけではなく、しっかりメッセージを発しているのですよね。舞台裏では、朱青(連俞涵)を安心させるか何か、気持ちを伝えるように、すっ、と手を握ったり。自分で考えて、自分で決めて、自分の足で歩く人なのだろうなあと思いました。

明日以降、ゆっくり受賞のニュースを見たいと思います。