「アニキに恋して」 第15話
「アニキに恋して」(愛上哥們)第15話。
「犬いぬ元気」って何?!
商品名「元氣犬狗罐頭美味雞肉絲配方」、略して「元氣犬」というドッグフードのようです。
まあ見た通りですね。
でも、ラベルは「いぬいぬげんき」。ひらがなは模様だったとしても「犬元氣」。
鶏肉とか牛肉とか羊肉とかそのブレンドとか、いろんな種類があるようです。
お気楽な名前に見えましたが、日本にも愛犬◯気っていうドッグフードがありますから、そんな感じでしょうか。
いぬいぬげんきをもっとたくさん並べていたら…。
以下、ネタバレあります。
男性にとっての父親というのは、超えたい存在であり、超えてはいけない存在であり。
ズーフォン(子楓)は養子でありながら父親への思いが深いです。むしろ養子だからこそ、親に対する尊敬や感謝の思いを率直に感じているのかもしれません。
そして今回もまたか弱い子楓。
青陽は優しいです。
ジャールイ(哲瑞)のような遠くからいつも見ていて守ってくれる優しさでもなく、子楓のような前に出てくる優しさでもなく、冷静にすべてを見渡して、娜娜が自分で出てこられるように助け出してくれる、理性的な優しさがあります。
男性陣の中でもっとも頼れる気がします。
ディラン神父よりも、元悪人(ショーン)よりも、青陽がよく見える時が来ようとは。
ああ親分が娜娜に優しくされて喜んでいる。親分がかわいい。
犬いぬ元氣登場。
哲瑞にはまだまだ遠くから見守る人でいてほしかったのですが、亞諾が犬いぬ元氣の横にあったカードとプレゼントを発見してしまいました。亞諾宛の誕生日祝いのカードと女性用の靴。
亞諾に靴とカードの意味を問われ、言いづらそうに、女性であることを知っていたと話す哲瑞。彼が悪いわけではないのに、秘密を守っていてくれたのに、このシチュエーションはつらいです。
でも、亞諾は気づきました。温泉で助けてくれたことも、記者の前でフォローしてくれたことも、彼女を守るためだと。ここは、哲瑞の気持ちが伝わっただけでもほっとします。
ママに甘える亞諾は、いかにも大事にされてきた子らしいかわいらしさがありますね。これは演じるメーガン・ライの個性なのかも。
亞諾の家に泊まることになったものの眠れない子楓。亞諾父と同室だから、ではなく、自分の父親のことが気になっているから。
子楓、打たれ弱過ぎます。ヒロイン並のか弱さです。
でも、そんな子楓に亞諾は言います。父親に距離を置かれるのは彼が焦っているから。距離があるのは記憶を失っているせい。
誰もが知っている当たり前の話ですが、ヒロイン子楓は繊細なのです。
亞諾とひとつの毛布にくるまり、抱きしめながら、もう少しこうしていたいだなんて。子楓、なんか、ずるい。
ソファーで眠る二人は普通のカップルでしたね。
幸せそうな表情の亞諾と安心した様子の子楓。早く26歳になって結ばれてほしいです。