天天晴天:台湾ドラマと中華なドラマ

台湾ドラマや中華なドラマの感想を書いています。吳慷仁が好きです。

「幸せが聴こえる」 第13話

「幸せが聴こえる」(聽見幸福)第13話。「ジム」に勝ったと言って喜ぶユーシーがかわいいです。

 

以下、ネタバレしています。

 

 

 

愛されているとはとても思えないユーシー。ボーイエンはユーシーを利用するために別れないだけだとジャンチェンも思っているでしょう。

「ジム」に勝って大喜びのユーシーにそろそろ何か言うのかな、と思いましたが、「君はそんな小さなことで喜べるんだな」と優しく言うジャンチェン。

忠告してもおかしくないのに何も言わないジャンチェンの様子からは、ユーシーを傷つけないようにしていることが感じらます。

 

ジャンチェンはクッキー姉さんヤーティーに見せる浮かれ気味の笑顔と、義妹フェイフェイに対する保護的な優しさと、ユーシーに対する大切なものを扱うような態度とが、見事に違うのですよね。

どれも愛情ある優しさだと思いますが、この三つの違いが表情から伝わり、演出やシナリオあってこそとはいえ、ハジメちゃん上手い、と思いました。

恋愛としてスタンダードな優しさはルオハンへの愛に重なるヤーティーへの笑顔だと思いますし、大切なものを扱うようなユーシーへの対応に魅かれるのが正解だと思いますが、

義妹としてハジメちゃんを見る時がいちばん心ときめきます!

 

ボーイエンのいきなりのキスも、その次の、何を今まで抑え込んでいたの?、な激しいキスも予想外でしたが、容易に受け入れているバネッサがさらに予想外で、今後の展開が一気に楽しみになってきました。

ボーイエンはどこまで良心があるのか判断しかねる部分があって興味深いキャラクターです。

 

資料を家に取りに行き、やさがし状態のユーシー。頼まれて何かを探しに行くときは置いてある場所くらい聞きましょう。そういうところには気が回らないのに、毎回毎回、勘だけはいいユーシー。一発でボーイエンの声を聞き分け、これまでの事情を読み取ります。

ジャンチェンが何も言わずにいてくれたことを理解して、その言葉に…、というところで終了。台湾版を日本の放送に合わせるので、切れ目が微妙になるのは仕方ないですね。

 

今回こそハジメちゃんの視力が回復して、ルックスの特徴による若干の不利益から脱出できるかと思いきや、またもやお預け。

ボーイエン含め、次週が楽しみです。